北海道地方環境事務所のアクティブ・レンジャーが、活動の様子をお伝えします。
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アクティブ・レンジャーとは、自然保護官の補佐役として、国立公園等のパトロール、調査、利用者指導、自然解説などの業務を担う環境省の職員です。管内には、利尻礼文サロベツ、知床、阿寒摩周、釧路湿原、大雪山、支笏洞爺国立公園があります。
涼しい気候に 自然の中を走るドライブも気持ちがいいものです。
それと同時に、毎年この時期に多く目にする悲しい出来事があります。
動物たちの交通事故です。(本当にたくさん見られます)
春に生まれた子どもたちにエサをやるため、
エサが探しやすいのか動物たちが道路沿いに出てくることが多くなり
車との事故が多くなります。
車に慣れていない動物の子どもたちもよく事故にあっています。
また、野生動物たちの愛らしい姿に、思わずエサをやってしまう方々も
まだまだ見られます。(※1)
北海道はデッカイドウ!
ついついスピードを出しすぎてしまいがちですが
どうか、「野性動物たちがたくさんたくさん住んでいる場所」
ということを想像しながら、スピード控えめ安全運転でお願いします。
そして出会ったら、かわいくてたまらないのをぐっと我慢して
近づきすぎず遠くからそっと見守ってください。
その他国立公園利用時のマナーについて下記HPでご覧願います。
http://www.env.go.jp/park/kushiro/guide/rule.html
※1 エサをもらった動物たちは、人間=エサをくれる になってしまい
自動車でさえも恐れなくなり、最終的に交通事故に遭うことが多く
例え人間に悪気がなくても、動物たちには悲しい結果を残します
春に生まれたキタキツネの子ども