北海道地方環境事務所のアクティブ・レンジャーが、活動の様子をお伝えします。
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アクティブ・レンジャーとは、自然保護官の補佐役として、国立公園等のパトロール、調査、利用者指導、自然解説などの業務を担う環境省の職員です。管内には、利尻礼文サロベツ、知床、阿寒摩周、釧路湿原、大雪山、支笏洞爺国立公園があります。
知床五湖は、10月21日から自由利用期として、「地上遊歩道」は、手続き無しに無料で遊歩道の散策をする事ができます。ただし、本年は依然ヒグマの出没が続いていますので、「ヒグマが出た時の対処法レクチャー」を受けてから散策するのを勧めます。「高架木道」は変わらず、どなたでも利用する事ができます。
さて、その高架木道の特徴の一つ、木道回りには電柵が設置してあります。ヒグマが登ってきた際、びっくりさせて、くい止めるためですね。そんな夏のシーズン中、休まず動き続けてくれた機械・・・を守るための「小屋」の防腐処理をしました。海の近くでもあり、冬の間は厳しい環境の中に置かれる、小屋! お疲れ様でした。
ペンキ塗り職人の高橋AR
また、羅臼岳の玄関口である岩尾別登山口の前にある大看板も冬終い。知床各所に設置してある、利用者カウンターやインターバルカメラも事務所に戻りつつあります。
冬が近づく、という事を実感するのが、知床の道路が閉鎖されていくということ。
下記の様な日程になっていますので、こちらに来る際にはお気を付けください。
○カムイワッカ・・・11月1日11:00にゲート閉鎖
○知床五湖・・・・・11月26日11:00にゲート閉鎖
○知床峠・・・・・・10月24日~30日:夜間ゲート閉鎖(17:00~翌9:00)
10月31日~11月6日:夜間ゲート閉鎖(15:00~翌10:00)
11月7日15:00にゲート閉鎖