北海道地方環境事務所のアクティブ・レンジャーが、活動の様子をお伝えします。
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6月に入り、知床・羅臼も新緑の季節を迎えております。駆け足で春が過ぎていき、気がつけば初夏の陽気が漂っておりました。思わず山に足を運んでしまう季節です。
少し前になりますが、5月18日(木)に今年初の羅臼岳巡視を行ってきました。今回は山頂からの景色をご紹介させていただきます。この日は雲が空を覆うことなく、風もほどよく吹いており、まさに山に登るための一日でした。山頂で待っていた景色は・・・
でん!(画像をクリックすると迫力のある写真がご覧いただけます。)
羅臼岳山頂より岬側を望む
ででん!
羅臼岳山頂より半島基部側を望む
太平洋とオホーツク海を分ける半島ならではの景観を、今までで一番鮮明に見ることができました。国後島も島全体を肉眼ではっきりと捉えることができ、島が海に映る姿もじっくりと眺められました。7時間かけて登った疲れが吹き飛ぶほどです。
(羅臼岳はウトロ側は4から5時間、羅臼側は7から8時間と登頂に要する時間が異なります。各登山道で見られる景観も異なり、それぞれで知床の多様な姿を垣間見ることができます。)
山頂まで後少し!
山頂に立つと半島のほぼ真ん中に立っていることがよく分かります。山にも海にも囲まれた景色はまさに知床ならでは!今年の山シーズンには是非、羅臼岳登頂を試みては如何でしょうか。
ーおまけー
山頂直下で見つけた猫岩(勝手に命名。知床だから熊岩かな?)
注意1) 6月に入り雪解けが進んでおりますが、登山道にはまだかなりの雪が残る箇所があります。
開けた場所(羅臼側では泊場、屏風岩、お花畑周辺)では目印となるものがなく、霧が濃く
立ちこめた場合は方向を見失う可能性が高く危険です。雪山装備はもちろん、天候、雪渓
状況等の情報収集をきちんとしていただき、安全第一でご利用ください。
注意2)ヒグマ対策も忘れずに!
参考1)羅臼ビジターセンター:http://rausu-vc.jp/mt_rausu/2017/05/518.php
雪が残るお花畑周辺。目印となるものが全くありません。
(写真は5月18日の状況ですが、現在もかなりの残雪が見られます。)
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アクティブ・レンジャーとは、自然保護官の補佐役として、国立公園等のパトロール、調査、利用者指導、自然解説などの業務を担う環境省の職員です。管内には、利尻礼文サロベツ、知床、阿寒摩周、釧路湿原、大雪山、支笏洞爺国立公園があります。
6月に入り、知床・羅臼も新緑の季節を迎えております。駆け足で春が過ぎていき、気がつけば初夏の陽気が漂っておりました。思わず山に足を運んでしまう季節です。
少し前になりますが、5月18日(木)に今年初の羅臼岳巡視を行ってきました。今回は山頂からの景色をご紹介させていただきます。この日は雲が空を覆うことなく、風もほどよく吹いており、まさに山に登るための一日でした。山頂で待っていた景色は・・・
でん!(画像をクリックすると迫力のある写真がご覧いただけます。)
羅臼岳山頂より岬側を望む
ででん!
羅臼岳山頂より半島基部側を望む
太平洋とオホーツク海を分ける半島ならではの景観を、今までで一番鮮明に見ることができました。国後島も島全体を肉眼ではっきりと捉えることができ、島が海に映る姿もじっくりと眺められました。7時間かけて登った疲れが吹き飛ぶほどです。
(羅臼岳はウトロ側は4から5時間、羅臼側は7から8時間と登頂に要する時間が異なります。各登山道で見られる景観も異なり、それぞれで知床の多様な姿を垣間見ることができます。)
山頂まで後少し!
山頂に立つと半島のほぼ真ん中に立っていることがよく分かります。山にも海にも囲まれた景色はまさに知床ならでは!今年の山シーズンには是非、羅臼岳登頂を試みては如何でしょうか。
ーおまけー
山頂直下で見つけた猫岩(勝手に命名。知床だから熊岩かな?)
注意1) 6月に入り雪解けが進んでおりますが、登山道にはまだかなりの雪が残る箇所があります。
開けた場所(羅臼側では泊場、屏風岩、お花畑周辺)では目印となるものがなく、霧が濃く
立ちこめた場合は方向を見失う可能性が高く危険です。雪山装備はもちろん、天候、雪渓
状況等の情報収集をきちんとしていただき、安全第一でご利用ください。
注意2)ヒグマ対策も忘れずに!
参考1)羅臼ビジターセンター:http://rausu-vc.jp/mt_rausu/2017/05/518.php
雪が残るお花畑周辺。目印となるものが全くありません。
(写真は5月18日の状況ですが、現在もかなりの残雪が見られます。)