北海道地方環境事務所のアクティブ・レンジャーが、活動の様子をお伝えします。
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みなさま、はじめまして。季節はあっという間に夏となりすっかりご挨拶が遅れてしまいましたが、4月より釧路湿原自然保護官事務所アクティブ・レンジャーに着任しました、佐野と申します。主に希少種の調査や保護、傷病収容、鳥獣保護区巡視等を担当しています。今後、日々の活動を皆様に日記を通じてお伝えしていきたいと思っています。どうぞよろしくお願いいたします。
早速ですが、今年5月~6月に実施したシマフクロウの調査結果を皆様にご報告したいと思います。
と、報告の前にシマフクロウについて簡単に説明したいと思います。ご存じの方も多いと思いますが、シマフクロウとは、国の天然記念物であり絶滅危惧種に指定されている世界最大級のフクロウです。世界最大級の大きさとは、翼を広げると180cmにもなるのです!現在このシマフクロウは北海道に約140羽しか生息しておらず、この子達を守らないと絶滅してしまう可能性があります。そこで、シマフクロウの生態を調査するために、毎年シマフクロウのひなに標識を付けています。そして今年の標識調査結果が、7月6日の北海道新聞に掲載されました。
今年は21羽のひなに標識装着を実施しましたが、例年よりやや少ない結果となりました。来年は今年よりも多くのひなに標識装着が出来ることを祈っています。
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アクティブ・レンジャーとは、自然保護官の補佐役として、国立公園等のパトロール、調査、利用者指導、自然解説などの業務を担う環境省の職員です。管内には、利尻礼文サロベツ、知床、阿寒摩周、釧路湿原、大雪山、支笏洞爺国立公園があります。
みなさま、はじめまして。季節はあっという間に夏となりすっかりご挨拶が遅れてしまいましたが、4月より釧路湿原自然保護官事務所アクティブ・レンジャーに着任しました、佐野と申します。主に希少種の調査や保護、傷病収容、鳥獣保護区巡視等を担当しています。今後、日々の活動を皆様に日記を通じてお伝えしていきたいと思っています。どうぞよろしくお願いいたします。
早速ですが、今年5月~6月に実施したシマフクロウの調査結果を皆様にご報告したいと思います。
と、報告の前にシマフクロウについて簡単に説明したいと思います。ご存じの方も多いと思いますが、シマフクロウとは、国の天然記念物であり絶滅危惧種に指定されている世界最大級のフクロウです。世界最大級の大きさとは、翼を広げると180cmにもなるのです!現在このシマフクロウは北海道に約140羽しか生息しておらず、この子達を守らないと絶滅してしまう可能性があります。そこで、シマフクロウの生態を調査するために、毎年シマフクロウのひなに標識を付けています。そして今年の標識調査結果が、7月6日の北海道新聞に掲載されました。
今年は21羽のひなに標識装着を実施しましたが、例年よりやや少ない結果となりました。来年は今年よりも多くのひなに標識装着が出来ることを祈っています。