2018年2月 2日
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2018年02月02日世界湿地の日にウトナイ湖でクラフト体験
苫小牧 平 尚恵
湖面がほぼ全面凍り付いているウトナイ湖です。
湖面の切れ間にはオオワシやオジロワシの姿も観察できますよ。
さて毎年、ウトナイ湖野生鳥獣保護センターでは、湿地の日を記念してイベントを開催しています。
今年は、2月3日(土)ウトナイ湖で集めた自然の素材を利用して、クラフト製作を行います。
随時、自由にご参加いただけますので、是非お越し下さい。
他にも、日本野鳥の会のレンジャーと野鳥を観察するミニツアーや、館内クイズラリーも行っていますので、詳しくはこちらをクリック!!
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世界湿地の日とは、1971年2月2日にイランのラムサールという街で締結された「ラムサール条約」を記念して、毎年2月2日を「世界湿地の日 World Wetlands Day (WWD)」とした記念日です。ラムサール条約の目的である、湿地の恩恵や価値に目を向け、その維持と賢明な利用を達成するため、世界中で啓発イベントが行われています。
今年のテーマは「都市の湿地」、まさに苫小牧市という工業都市に残るオアシス、ウトナイ湖のことですね。
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おまけ
先日、東京に行った飛行機の中からウトナイ湖が見えました。
雪に被われた真っ白な湖面、そこに墨を無造作に落としたような様子はまるで水墨画で、
白と黒だけの世界に日本美を感じずにはいられませんでした。
すみません、芸術には疎いのですが、かっこいい事を言ってみたくて・・・。
うねうねと曲がりくねっているのが美々川(写真左)で、ウトナイ湖(写真右)まで注ぎ込んでいます。
本当はカモやワシの姿もあるはずなのですが、さすがに見えませんね。
おまけ2
宮島沼(美唄市)はすっかり雪の中。
ちょうど晴れ間に沼をスノーシューで歩いていると、日差しが雪の結晶に反射してキラキラ光っていました。
思わず、バフッと行っちゃいますよね。
真冬の宮島沼は晴れた日は本当に爽快で、遠くに風の音が聞こえ、厳冬の中でも力強く生きている
カラ類の声が耳に心地よく、とても豊かな時間を過ごしているように感じます。
スノーシューは数が少ないですが貸出しもしています。
1月18日(日)には、宮島沼をスノーシューで散策するイベントもあるので、こちらも是非ご参加ください。
☆☆美味しいサンドイッチ←もあるそうな☆☆
新しい年が始まったと思えば早くも2月を迎えておりました。月日の経つ早さに驚く今日、皆様はどのようにお過ごしでしょうか。
今年は東京など本州でも雪が多いようですが、こちら知床・羅臼は例年にない積雪の少なさで、雪かきをしなくてすむ日が続いております。ただ非常に気温が低く最低気温が-10度を下回る日が多いです。
さて皆さんは雪とどのように遊んでいますか。スキーやスノボーで楽しむ方が沢山おられるかと思いますが、こんな遊び方は如何でしょうか。
1.スノーシューでお散歩
雪が降り積もれば普段いけないところでも自由に歩き回ることができます。
新たな場所に足を踏み出せば新しい生きものとの出会いがあります。
2.どこでもできるソリ滑り
定番ではありまますが、ただソリを使うのではなく、日用品を使うなどして簡単に楽しめます。
最近発見したのは、スピードを求めるならゴミ袋に体を入れて滑るのが良いということです。
3.雪上で人絵
人数が集まれば雪の上に寝そべって絵を描くこともできます。
天然の真っ白なキャンバスに自ら絵を描いて見てはどうでしょう。
(これは何の絵だろう・・・)
※今回は羅臼町の小学生と行ったスノーシュートレッキングにおいて撮影した写真を使用しています。
「寒くて朝起きられない。」何て言っていると雪のある時期もあっと言う間に過ぎてしまいます。今だからできること、見られる景色を寒さにめげず楽しんでみては如何でしょうか。
おまけ
氷の上に水生昆虫をたたきつけるカワガラス
バチン、バチンとかなり派手にやっておりました。