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北海道地方環境事務所

アクティブ・レンジャー日記 [北海道地区]

世界湿地の日にウトナイ湖でクラフト体験

2018年02月02日
苫小牧 平 尚恵

湖面がほぼ全面凍り付いているウトナイ湖です。

湖面の切れ間にはオオワシやオジロワシの姿も観察できますよ。

湖面のオオワシ

 

さて毎年、ウトナイ湖野生鳥獣保護センターでは、湿地の日を記念してイベントを開催しています。

今年は、23日(土)ウトナイ湖で集めた自然の素材を利用して、クラフト製作を行います。

随時、自由にご参加いただけますので、是非お越し下さい。

他にも、日本野鳥の会のレンジャーと野鳥を観察するミニツアーや、館内クイズラリーも行っていますので、詳しくはこちらをクリック!!

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世界湿地の日とは、1971年22日にイランのラムサールという街で締結された「ラムサール条約」を記念して、毎年2月2日を「世界湿地の日 World Wetlands Day (WWD)」とした記念日です。ラムサール条約の目的である、湿地の恩恵や価値に目を向け、その維持と賢明な利用を達成するため、世界中で啓発イベントが行われています。

今年のテーマは「都市の湿地」、まさに苫小牧市という工業都市に残るオアシス、ウトナイ湖のことですね。

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おまけ

先日、東京に行った飛行機の中からウトナイ湖が見えました。

雪に被われた真っ白な湖面、そこに墨を無造作に落としたような様子はまるで水墨画で、

白と黒だけの世界に日本美を感じずにはいられませんでした。

       水墨画のウトナイ湖雪の中の美々川

         

 

 

 

すみません、芸術には疎いのですが、かっこいい事を言ってみたくて・・・。

うねうねと曲がりくねっているのが美々川(写真左)で、ウトナイ湖(写真右)まで注ぎ込んでいます。

本当はカモやワシの姿もあるはずなのですが、さすがに見えませんね。

おまけ2

宮島沼(美唄市)はすっかり雪の中。

晴れの日の宮島沼雪原

 雪の結晶雪の宮島沼

 

 

 

ちょうど晴れ間に沼をスノーシューで歩いていると、日差しが雪の結晶に反射してキラキラ光っていました。

思わず、バフッと行っちゃいますよね。

 

 hitogata

真冬の宮島沼は晴れた日は本当に爽快で、遠くに風の音が聞こえ、厳冬の中でも力強く生きている

カラ類の声が耳に心地よく、とても豊かな時間を過ごしているように感じます。

スノーシューは数が少ないですが貸出しもしています。

118日(日)には、宮島沼をスノーシューで散策するイベントもあるので、こちらも是非ご参加ください。

☆☆美味しいサンドイッチ←もあるそうな☆☆