2018年11月 2日
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2018年11月02日サロベツで、冬期営業始まりました!
利尻礼文サロベツ国立公園 青山留美子
早々に初冠雪した利尻山や雪虫が飛び交う姿に冬の足音を感じつつも、まだストーブをつけずに過ごせているサロベツの青山です。
季節にあわせ、11月より、サロベツにある環境省施設は冬期営業になりました。
まず、豊富町にある「サロベツ湿原センター」は、開館時間の変更と毎週月曜日が休館日となります。
また、夏の間は24時間使用できたトイレも、冬期間は開館時間内だけの利用となりますので、ご注意下さい。
<11月1日~4月30日まで>
○開館時間 10時~16時まで
○休館日 毎週月曜日、12/29~1/3
○トイレの利用時間 上記内容と同じ
続きまして、幌延町にある「幌延ビジターセンター」は、11月1日~4月30日まで、冬期閉館となります。
併せまして、パンケ沼園地にある建物やトイレも閉鎖しましたので、幌延ビジターセンターやパンケ沼方面へお越しの際は、使用できるトイレがありませんので、ご注意下さい。
サロベツ湿原センターも幌延ビジターセンターも、そしてパンケ沼園地も、
施設は冬期営業になりましたが、木道は通年変わらず営業中です。
花が無い湿原も、よくよく見るととてもきれいです。
特に夕暮れ時の湿原はとても素敵だと思います。
夏鳥がいなくても、渡り鳥たちがにぎやかですし、1年中いる鳥たちもいます。
雨の切れ間に、湿原に虹がかかるのを見られるのも、今だからこそです。
今の時期だからこその出会いがある湿原、これからの季節もおすすめです!
こんにちは。
ウトナイ湖担当の平です。
今朝、我が家から見える手稲山(札幌市)が真っ白になっていていました!!それでも麓の方は綺麗に紅葉した葉がまだ残っていたので、秋と冬の両方の景色を同時に観ることができる北海道はやっぱり良いところだなーと感じた朝でした。
さて、11月11日(日)はポッキーの日ですが、ウトナイ湖野生鳥獣保護センターではシマフクロウのセミナーを開催いたします。毎年テーマを変えて行っているこのセミナーですが、今回はシマフクロウの研究者である竹中氏を講師にお迎えし、シマフクロウを語り尽くしていただく予定です。
一年のうち半分以上をシマフクロウの棲む森で過ごす竹中氏が語るシマフクロウの真の姿とは・・・!?
シマフクロウ一家を育んでいる豊かな森の真実とは?
会場にはシマフクロウの剥製や羽、橈骨標本なども用意します。標本はお手にとって触っていただけますので、その大きさやフワフワの羽毛など、感触を楽しんでいただけると嬉しいです。
当日お会いできることを楽しみにしております。
------詳細-------
日時:11月11日(日)10時~12時
場所:苫小牧市、ウトナイ湖野生鳥獣保護センター レクチャールーム
問合せ:0144-58-2231
申し込み:事前申し込みをお願いしていますが、当日参加も可能です。
-----シマフクロウ-------
日本には北海道にのみ生息している、世界最大級のフクロウで夜行性、魚をメインに食べるが、両生類や小型ほ乳類も捕食する。
生息環境の悪化に伴い個体数が減少したため、1985年に国が保護事業を開始、現在は少しずつ個体数が増えてきている。
ポスター.pdf