ACTIVE RANGER

アクティブ・レンジャー日記 [北海道地区]

北海道地方環境事務所のアクティブ・レンジャーが、活動の様子をお伝えします。

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2019年8月

14件の記事があります。

2019年08月29日マルハナバチ・ファンクラブ

大雪山国立公園 渡邉 あゆみ

 こんにちは、東川自然保護官事務所の渡邉です。

 9月も間近に迫った山は、紅葉が色づくまでのわずかな時間、登山者も少なく静かな山歩きをすることが出来ます。早くも今シーズンを振り返り、残す紅葉を楽しみに、でも淋しい気持ちにも浸りながら、今年の夏も大雪山を歩けたことに感謝の気持ちが湧いてきます。

 

 山になりたい、ヒグマになりたい、と常々願っている私ですが、8月になるとマルハナバチになりたい願望が芽生えてきます。

 毎年8月は3~4回、姿見の池周辺でパークボランティアの皆さんと特定外来生物セイヨウオオマルハナバチ(以下:セイヨウ)防除活動を行うのですが、同時に在来マルハナバチのモニタリングもしています。

 ※セイヨウについての詳細はこちらの日記をご覧ください。

 

 マルハナバチは体毛がモコモコなのがトレードマーク。模様は各種で違いますが、頭・お尻・体付き全体が丸っこくて、愛らしさ満点です。

 モニタリング中に見られる、在来マルハナバチの健気さと言ったら。

 蜜を吸いに花びらに潜り込んだり、花粉団子を付けすぎて重たそうだったり・・・花粉をたっぷり付けて花びらから出てくる姿を見ていると、お花とハチが共存している様子に改めて感動し、健気に蜜を運ぶマルハナバチが尊い存在に思えてきます。

 私も大雪山のお花の蜜を吸って、それをエネルギー源に生きていきたい。花粉団子を集めてみたい。エゾオヤマノリンドウに潜り込んでみたい。大雪山のお花を咲かせる一因になりたい。

 

 そんなマニアックな想いを秘めていますが、慌ただしい日常を離れ、ハチをじっくり観察し、感想を言い合い、尊さを共感し合えるパークボランティアの皆さんとの時間も私にとっては癒やしタイムです。毎回楽しく活動させていただき、ありがとうございました。

 

 残念ながら、今回のモニタリングで7年ぶりにセイヨウが姿見の池で発見されてしまいました。この日は風が強かったので、上昇気流に乗って上がってきてしまったのでしょう。しっかり捕獲しましたが、そもそも、セイヨウも人間が持ち込んだ生物。罪のないセイヨウを悪者のように扱い駆除するのはとても心苦しいですが、今ある希少な大雪山の自然を壊さず、次の世代に引き継ぐためには必要な活動です。

 大雪山にお尻の白いモコモコのマルハナバチがいたら、教えてください。

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2019年08月23日2泊3日南岳登山道整備作業

知床国立公園 ウトロ 小泉尚也

 はじめまして。6月からウトロ自然保護官事務所に着任致しました、小泉尚也と申します。

 サケ・マスが大好きで、秋に一生懸命遡上する姿が今から楽しみで仕方ありません。知床のウトロ側の自然を皆様に発信できるよう努めていきたいと思います。よろしくお願い致します。

 さて、去る728日から30日の間、23日の行程で南岳の登山道整備を行いました。南岳とは知床連山にある標高1,459mの山になります。私はほとんど登山経験がありません。そこへキャンプ泊を伴う登山ですので、右も左もわからぬままのスタートでした。

 今回の作業は、登山道を歩く妨げになるようなハイマツの枝やササなどを刈り払い、安全を確保するためのもので、地元の山岳ガイドの方を始め、林野庁職員、環境省職員が作業にあたりました。

 登山道幅は限りがあり、荷物を背負ったままでの作業ということもあって、数メートル進むのも一苦労でした。

南岳のコル手前

南岳から風衝地地点

 しっかり足下が見え、ザックへの引っかかりが気にならなくなる程度まで整備することが出来ました。

上から見てもくっきりと登山道が見えます。関係者の皆様、本当にお疲れ様でした。

 今回の作業中に見つけた山の植物のたちです。

 登山道沿いにたくさん見られたので、登山道から足を踏み外さないように気をつけて歩きました。

とてもきれいに咲いていていました。

 他にも、山で気をつけてほしいことがあります。

 ヒグマです。

 最近、北海道でヒグマ目撃のニュースをよく耳にしますが、知床連山でも多くの目撃情報があります。

ヒグマも人間と同じように歩きやすい登山道を利用しているようです。

 登山道では視界が悪いところもあるので、ヒグマとばったり出会わないように、クマ鈴や声を出して歩くなど事前に自分の存在を知らせてあげることが重要です。

                    

 ハードな巡視でしたが、疲労よりもここまで登ったという達成感の方が上回り、山の魅力にはまりつつあります。私はまだ羅臼岳・硫黄山ともに頂上を踏んでいないので、いつ踏みに行くか模索しております。

 是非皆さんも知床の山に挑戦してみてはいかがでしょうか?

尾根に立ち喜ぶ小泉です。

それではまた!

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2019年08月21日大雪山の動物たち

大雪山国立公園 渡邉 あゆみ

 大雪山の魅力は、山だけでなく、山で暮らす野生動物たちの存在もかかせません。

 今年の夏は、いつもの年よりも多くの野生動物に出会いました。

 特に、子育て真っ盛りの7月は山に行くたびに動物の親子に出会うことができ、手に汗握って応援したり、癒やされたり、今日も何かの親子に出会えるかな?と、ワクワクしながら登山口へ向かっていました。

 そんな7月に出会った野生動物の親子を紹介します。

【姿見の池の近く エゾシマリスの親子】

 登山道を歩いていると、はじめに母シマリスが目の前の岩の上に現れました。ジッとしていると、そのうち子供2匹も登場。

 見晴らしがいい登山道では、外敵のカラスやキタキツネに見つかる危険があります。母リスは、外敵がいないのを確認し、「こっちだよ!」と子供を誘導。岩から岩へちょこまかと、少しずつ、少しずつ進んで、ササの中に消えていきました。

 人間にとっては一歩の距離も、シマリスにとっては緊張の大移動になるのでしょう。3匹とも元気かな?

【原始ヶ原林間コース エゾライチョウの親子】

 樹林帯の登山道を歩いていると、まず大きな母ライチョウがバサバサと羽音を立て目の前を横切りました。ここでもジッとしていると、続いてまだフワフワの毛の幼鳥2羽が枝から枝に危なっかしく飛び移っているのが見えます。静かに見守っていると、ガサガサと音が聞こえ、数m先の登山道をダーッと全速力で走っていく最後の1羽。3羽も幼鳥がいました!

 最後の1羽は飛び立ちたくても、私達がいることで、飛び立てず慌てて走って行ったように見えました。驚かせてごめんね。

 キリリとした母ライチョウと、まだ頼りなげでボサっとした感じの幼鳥3羽は、秋までは"家族群れ"で樹上で暮らし、秋以降は独り立ちするようです。

【つりがね山にエゾヒグマの親子】

 美瑛富士登山口から入山し、双子池で一泊。トムラウシ山へ行くため、十勝岳連峰の核心部でもあり、大雪山最奥地とも言えるコスマヌプリからつりがね山へ向かっている途中、ガス(濃霧)が切れた100mほど先の雪渓にいる母グマと2頭の子グマが見えました。

 観察していると、2頭の子グマはダッシュして急登を駆け上がり、下の雪渓に一気にスライディング!ズルズルと滑り落ち、子グマがはしゃいでいるのが見て取れます。無邪気に遊ぶ子グマを近くで見守る母グマ。ここはめったに人が通らないので、ヒグマの親子も警戒心を解き、自然体で過ごしているのでしょう。

 それにしても、山にいるヒグマはなんと品格があるのでしょう。私も3頭目の子グマになり、強くて優しい母に守られながら大雪山を自由に駆け回りたい!!と切望してしまいます。

 他にも、大雪山にはたくさんの野生動物が暮らしています。

 山の恵みを食べ、子を育て、長い冬を越えて、春の芽吹きと共に目覚める。

 寒い冬に耐えることができる毛皮、しなやかな軽い体や器用な指先、美しい鳴き声。全てが魅力的で、彼らと出会うたびに、心がほぐれ、憧憬の念は増し、この自然を守っていきたいと思わずにはいられません。

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2019年08月19日羅臼湖は彼らの園

知床国立公園 羅臼 宮奈光一郎

お盆が過ぎ、人の出入りが少し落ち着いたように思える知床・羅臼。最高気温が20℃を越えない日が多くなり、すでに秋の雰囲気が漂っております。

羅臼湖遊歩道沿いにある3の沼展望台にて沼に映る羅臼岳を撮ろうとして雲がとれるのを待つガイドと利用者(2019年8月撮影)大小様々な湖沼群を見ながら知床最大の面積を誇る羅臼湖へ向かう羅臼湖遊歩道。こちらでもお盆には沢山の方が訪れているのを目にしました。

皆さんは一体何を目的に羅臼湖へと足を運ばれていたのでしょうか。まだ見ぬ景観を見るためでしょうか、生きもの観察でしょうか、息抜きでしょうか、それとも日頃の運動不足解消のためでしょうか。
私はもっぱら植物を見に足を運んでいます。

8月にてすでに赤く彩るナナカマドの葉(2019年8月撮影)羅臼湖遊歩道でも秋の雰囲気が漂いはじめ、THE花の季節は終わりを迎えております。(ウメバチソウやエゾリンドウ、サワギキョウなど秋の花々は咲いております。)
そんなときには何を見ればよいのか。こんな植物たちは如何でしょう。

カヤツリグサ科スゲ属の紹介1(ミタケスゲ、ヤチスゲ、トマリスゲ、オニナルコスゲ)(2019年7月及び8月撮影)左上:キタノカワズスゲ 右上:ヤチスゲ
左下:トマリスゲ 右下:オニナルコスゲ

カヤツリグサ科スゲ属の紹介2(ミタケスゲ、ムジナスゲ、タカネハリスゲ、ラウススゲ)(2019年7月及び8月撮影)左上:ミタケスゲ   右上:ムジナスゲ
左下:タカネハリスゲ 右下:ラウススゲ

こちらはカヤツリグサ科スゲ属の植物たちです。羅臼湖遊歩道は様々なスゲに出会えるスゲロード。ここに足を踏み入れたならば幾らでも目に入ってくる彼らを通して、美しい花々とは異なる、植物の幾何学的な世界を堪能してみては如何でしょうか。

秋はすぐそこ。彼らが枯れる前にお越しください。

※こんなのも一緒に見られます。

白い透明感のあるひし形をした種を花が咲くように生らせたミカヅキグサ(2019年8月撮影)ミカヅキグサ(カヤツリグサ科ミカヅキグサ属)

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・今回は羅臼湖遊歩道沿いで見かけやすいスゲたちを紹介しています。
・羅臼湖をご利用の際は「羅臼湖ルール」をご確認いただくとともに、ご協力をお願いたします。
・特に遊歩道外を踏まないため、後悔しないために長靴を履いてください。

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2019年08月16日してはならない。

大雪山国立公園 上村 哲也

 大雪山国立公園を含む自然公園では、優れた自然の風景地を保護する、生物の多様性の確保に寄与することなどを目的に、「してはならない」行為が法律で定められています。特別保護地区内において火入れ又はたき火をすることもそのひとつです。

火入れやたき火をしてはならない。

 先日、大雪山国立公園東大雪地域の特別保護地区の中で、たき火の痕が見つかりました。周辺の枯れ枝などを集め燃やしたようです。一部に紙やアルミ箔も含まれていました。たき火は山火事の最大の原因とされています。周囲はハイマツ帯が隣接し、イワウメやコメバツガザクラ、ガンコウランほか、高山植生に囲まれた場所でした。山火事は、すぐれた自然景観が失われるだけでなく、滞在する登山者の生命も脅かします。山火事のおそればかりではなく、炎の揺らめきや煙の臭いを察知して野生動物の行動に影響を与えないでしょうか。ナキウサギやシマリスの生息密度が高いところでした。

 

 昨年も同じ場所で小さなたき火の痕が見つかっていました。きれいに取り除いたつもりでしたが、僅かな痕跡が、後から訪れたものに我も我もと思わせるのでしょうか。たまりにたまった痕跡なのでしょうか。楽しむだけ楽しんで後の始末は何もせず、防火意識の低さが気がかりです。いつか取り返しのつかない事態を招くのではないかと不安です。時間をかけて取り除きましたが、岩や土には炭の色が残っていました。これきり、たき火への欲求など呼び起こさないで欲しいものです。

二度としませんように この規定に違反した者は、「6月以下の懲役又は50万円以下の罰金に処する。」とされています。たき火好きの山仲間がいらっしゃったら教えてあげてください。我々も啓発に努めて参ります。

 大雪山国立公園の特別保護地区は次のリンクで確認することができます。

 大雪山国立公園区域図

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2019年08月13日最北の国立公園☀礼文島の夏

利尻礼文サロベツ国立公園 稚内 津田涼夏

みなさんこんにちは!北海道では例年になく暑い日が続いています...。毎年礼文島は涼しいイメージがありますが...今年も涼しく、過ごしやすい夏です♪

先日、高山植物盗掘防止監視活動に参加しました。今年の5月にも高山植物盗掘防止監視活動が行われ、今年2回目の活動となりました。5月の時はレブンアツモリソウ群生地で観光客の方に、ティッシュ等を配り盗掘防止を呼びかけました。今回は実際に礼文林道コースと()遠内(エンナイ)コースの2箇所に別れて歩き、トレッキングをされている観光客の方に呼びかけを行いました。当日は雨が降ったり、湿気があったりと天候があまり良くなかったこともあり、トレッキングを行っている方は少なかったように感じました。

写真1:宇遠内コース(2019/7/25)         写真2:礼文林道コース(2019/7/25)

活動が終わった後は参加したみなさんで来年度はいつ頃に活動を行うのか意見の交換をしました。7月下旬より、7月上旬や6月の方がトレッキングを行っている皆さんに監視活動を行っていることが伝わりやすいとの意見がありました。来年はもう少し早めのイベントになりそうですね☆

また、雨の中でも礼文島のお花たちは元気な姿をみせてくれましたのでご紹介します♪

写真3:ノリウツギ(2019/7/25 宇遠内コース)  写真4:ツリガネニンジン(2019/7/25 宇遠内コース) 

ノリウツギは、装飾花をもっている植物です。装飾花には昆虫を誘因するために大切な役割を担っています。周縁部に目立つ大きくて花びらに見えているのが装飾花です。中心部にある多数の小さなものが花(両性花)になります。

ツリガネニンジンは青紫の鐘状の花を下向きに輪生します。礼文島内でも宇遠内コースの他、桃岩展望台コースでも見られます。雨に濡れて益々美しく見えていました。

写真5:ナミキソウ(2019/7/25 宇遠内コース)  写真6:エゾゴマナ(2019/7/25 宇遠内コース)

写真7:エゾタカネツメクサ(2019/7/25 宇遠内コース) 写真8:ウメバチソウ(2019/7/25 桃岩展望台コース)

ナミキソウは海岸付近の草地で見られ、全体に軟毛が多く、ひっそりとした感じに見えます。

エゾゴマナは野山などの日当たりの良いところに咲いており、背が高く1から1.5mにもなります。

エゾタカネツメクサは高山やれき地でよく見られます。マット状に広がって群生しているのが特徴的です。

ウメバチソウは高さが20㎝にもなり、葉が小さくハートの形をしています。また花弁には緑色の脈があるのが特徴的です。

少し雨に濡れているお花がまた素敵ですね(^o^)

礼文島にお越しの際は花の特徴を観察しながらのトレッキングはいかがでしょうか♪

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2019年08月09日行幸啓から1年

利尻礼文サロベツ国立公園 室田 雄飛

こんにちは!利尻島アクティブレンジャーの室田です。

 去年の8月4日、天皇皇后両陛下が利尻島にご来島され、両陛下は島の主要施設の御視察や利尻島の自然を楽しんでおられました。その中の巡幸地であるオタトマリ沼では稚内自然保護官事務所の有山首席が両陛下を先導し、利尻山や動植物について両陛下と対話をされました。

 行幸啓から一年がたった令和元年8月4日、オタトマリ沼に行幸啓記念碑が建てられ除幕式が行われました。両陛下をご案内した縁もあってか除幕式には、有山首席も参加させていただくことにました。除幕式は行幸啓の時のような好天に恵まれ、利尻山を望みながら終えることができました。私は参列者としての参加でしたが、このような貴重な経験をさせていただき、ありがたく思います。

 皆さんも利尻島の来られる際はオタトマリ沼の記念碑をご覧ください!

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2019年08月09日地元を知ろう!地域探求学習①

えりも自然保護官事務所 熊谷 文絵

えりも自然保護官事務所の熊谷です。

前回の日記に、「次回はドローンでの個体数調査お楽しみに!」としていたのですが...

最近のえりもは濃霧が続いていて、思うようにドローンを飛ばせていません。。

季節を問わず行っている調査です、よき画像が撮れましたらこちらでお伝えします!

今回は、地元高校生の地域探求学習のご報告です。

夏から秋にかけて数回行われるこの課外学習。

いくつも種類がある中で、地元の自然に関わることに興味を持った6名の生徒さんが選んでくれました。

その授業の担当をすることになった私。

第1回目は、えりもの"今"を知ってもらうための講義です。

・えりもに生息するゼニガタアザラシとはどんな生きものか

・ゼニガタアザラシと人との関わり

・ゼニガタアザラシによる漁業被害

・漁業被害軽減を目指した取り組み(アザラシ対策)とは?

などなど...

皆さん沢山メモをとりながら聞いてくれました。

高校生のみなさんは、これまでえりもに棲むゼニガタアザラシを近くに見たことはなかったようです。

近隣にお住まいのみなさんも、ゼニガタアザラシがどんな顔か分からなかったり、どのくらいの大きさか分からないという方が多いです。

それもそのはず。ゼニガタアザラシは普段、海で泳ぐ他は岬の先に連なる岩礁にいることが多く、その様子を陸から肉眼で見ることは出来ません。

日頃から海に出る漁師さん以外、アザラシを見たことがないという方が多いのも当然です。

ここ数年でドローンでの空撮が可能になり、アザラシの様子を身近なものとして感じていただけるようになりました◎

事務所に置いているアザラシの剥製を恐る恐る触って、思いのほかフカフカの毛並みに驚いたようでした。

また、その剥製は、生後約2か月の個体(0歳)です。体長100㎝を超えるアザラシがまだ0歳ということも驚きだったようです。

地域探求学習の第2回目は、秋の定置網漁の時期。

漁から戻ったばかりの漁師さんにインタビューを予定しています!

えりもでは若い世代の漁師さんも多く、将来漁業関係を目指している生徒さんもいるかもしれません。

どんな質問が飛び出すでしょうか。今から楽しみです!

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2019年08月09日山の日携帯トイレ普及キャンペーンの実施について

大雪山国立公園 岩城大洋

みなさま、こんにちは。

上川自然保護官事務所の岩城です。

さて、811日(日・祝)の山の日に黒岳7合目にて、

大雪山国立公園連絡協議会(事務局:環境省上川・東川・上士幌自然保護官事務所)及びりんゆう観光の

主催で、携帯トイレ普及キャンペーンを実施します。

キャンペーンでは、大雪山国立公園オリジナルパッケージの携帯トイレの販売や携帯トイレの使用方法の

説明などを行う予定です。

 

               2017年に実施した際の様子

    

多くの登山者で賑わう山の日に合わせて携帯トイレ普及キャンペーン実施することで、大雪山国立公園地域での携帯トイレへの理解が一層と進み、普及へ弾みがつくことを期待しています。

ちなみに、2017年度は30個の携帯トイレを配布し、協力金を頂きました。

今回、携帯トイレは通常の登山装備品と同じように購入して持って頂きたいとの考え方から100個販売します。

詳しい開催概要は下記のとおりです。

日時:令和元年8月11日(日・祝) 8:00~14:00

場所:黒岳7合目リフト乗降場

黒岳7合目に立ち寄った際には是非お立ち寄りください。

今回のAR日記は、ここまで。また次回をお楽しみに。

    

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2019年08月08日ライトトラップ&星空観察会

支笏洞爺国立公園 洞爺湖 増田 多美

皆さまこんにちは。

洞爺湖管理官事務所の増田です。

もうすぐお盆ですね。

どこへ出かけようとワクワクしていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。

私も北海道の短い夏を満喫しようと計画を立てている最中です。

さて、7月31日(水)に「支笏洞爺国立公園指定70周年記念 ライトトラップ&星空観察会」を開催しましたので、その様子をお知らせしたいと思います。

この行事は、普段あまり意識しない夜の羊蹄山の自然に触れ、新たな支笏洞爺国立公園の楽しみ方や自然の多様性について知っていただけたらいいな、と企画しました。

当日は蒸し蒸しと暑い中、31名(大人14名、小人17名)の方が参加してくださいました。

まず、はじめに星空観察です。

この日は曇り空で観察会中はなかなか星が見えませんでした。

そこで、星座早見盤を使って星に関する様々なお話をしてくださいました。

ペルセウス座流星群や織姫彦星の物語など興味深いお話ばかりで、参加者の皆さんも真剣にお話を聞いていました。

次に、ライトトラップによる昆虫観察!

ライトトラップとは昆虫が光に集まる習性を利用し、白い布に光を当て昆虫を呼び寄せるというものです。

講師の方に「これはアカアシクワガタで足が赤いんだよ」「このカメムシは臭くないよ」と教わると、さっそく観察したり、触ってみたり、匂いを嗅いでみたり...と、とても楽しんでいるようでした。

また、自分から積極的に質問をしている姿も見られました。

クワガタやヘビトンボ、コガネムシ、カミキリムシなど多くの虫が集まり、虫が苦手だと言っていた子も昆虫をどんどん捕まえ、虫カゴに入れていました。

なかにはコガネムシを46匹も捕まえた子までいました!

時間となり昆虫を逃がして、森から出てみると雲が晴れ、星空が広がっていました!

雲が晴れていたのは数分でしたが、夏の大三角や木星など多くの星を見ることが出来ました。

支笏洞爺国立公園指定70周年を記念して行われた「ライトトラップ&星空観察会」。

日頃、国立公園地域周辺で生活されている参加者のみなさんが夜の羊蹄山の自然に触れ、改めて自然の豊かさを実感されたのではないかと思います。

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