ACTIVE RANGER

アクティブ・レンジャー日記 [北海道地区]

北海道地方環境事務所のアクティブ・レンジャーが、活動の様子をお伝えします。

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2019年9月

8件の記事があります。

2019年09月27日特定外来生物防除・オオハンゴンソウ

大雪山国立公園 上村 哲也

 すばらしい景観を永く保ってほしい大雪山国立公園ですが、これを脅かすもののひとつに外来生物の侵入があります。

 オオハンゴンソウは北アメリカ原産。寒冷地に生育でき、大雪山国立公園にも侵入しています。

 大雪山国立公園の中でオオハンゴンソウが花を開くのは8月半ばから10月初めまで。花があれば同定が容易なので駆除が捗ります。花が終わり種を散らす前に完了させたいところですが、様々な業務が集中する夏、駆除作業に充てる時間を確保するのは容易でありません。生育数の少ない箇所はほかの業務で立ち寄ったときに併せて行うこともありました。東大雪地域で最も生育量の多い三国峠近くではほとんど駆除できていませんでした。

 大きく生長する個体は地中に芋のような太い塊を持っていることがありますが、これを掘りとると駆除できるのではないかと感じています。テコ付の草抜きを使いますが、ときにはシャベルが必要なことも。これまで、駆除した量を袋の数やおおよその重さで記録していましたが、効果を確かめるにはもっと正確な把握が必要でした。今年の夏は、東大雪地域における実態を捉えようと、生育場所、本数、重量を記録しながら抜取りを試みました。本腰を入れてみると気づくということもあるのか、生育数は少ないものの新たな生育場所が5箇所も見つかりました。

東大雪地域の生育場所

 寒冷地でも生育するとはいえ、北海道の、それも標高の高い大雪山では、生育は遅かったり限られていたりするかもしれません。ほかの地域の状況に比べれば数は少なく、面積も小さいようです。今夏、抜き取った数は800本余り。まだ200本ほど残っています。二週間ほどのうちに抜ききりたいところです。

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2019年09月13日ダメ!絶対!トイレそのまま野外放出

大雪山国立公園 渡邉 あゆみ

 最近の大雪山の流行、知っていますか?

 「タピオカ」?「おっさんず・ラブ」?

 いいえ、携帯トイレです。

 大雪山国立公園では、山岳団体と共同で平成30年7月10日に「大雪山国立公園携帯トイレ普及宣言」を行い、様々なアプローチで携帯トイレの普及に努めています。

 紅葉ハイシーズンの期間中、赤岳(9月14日(土)~23日(月))・高原温泉(9月20日(金)~29日(日))には仮設で携帯トイレブースを設置します!

 また、この夏からはセイコーマート層雲峡上川店、東川店、うえだ上士幌店、屈足店、セブンイレブン新得町南店で大雪山オリジナル携帯トイレが販売されています!

 そしてこの度、美瑛富士避難小屋の横に、悲願の携帯トイレ常設ブースが完成しました!

 

 美瑛富士には、避難小屋や野営指定地があるにも関わらずトイレ設備がなく、トイレの時は暗黙の了解のように小屋の裏や茂みに隠れ、用を足していました。

 ただ用を足すだけならまだしも、お尻を拭いたティッシュは残置され、ティッシュは溶けないままあちこちに点在し、非常に不愉快な光景が広がっていました。

 また、踏み跡はお花畑を踏みつけ、四方八方にトイレ道が続いていました。

 

【美瑛富士のトイレ道】

 そこで、山のトイレを考える会が2004年頃から美瑛富士でし尿・ティッシュの清掃をはじめ、それ以降も地道な活動を続け、2015年には北海道内の山岳関係9団体による「美瑛富士トイレ管理連絡会」を設立。2016年から環境省が試行的にテント式の携帯トイレブースを設置、6月末~9月末までトイレ管理連絡会が交代で保守点検・パトロールを行っていました。

 その間、環境省では美瑛富士に常設の携帯トイレブースを設置した場合、トイレブースが有効に活用されるかアンケート調査を4年間実施。その結果、美瑛富士での携帯トイレの認知度や持参率は年々上がり、常設携帯トイレブースを設置した場合の使用の意思も高いことがわかったため、この度立派な常設携帯トイレブースの完成にいたりました。

 私も以前は、大雪山では携帯トイレは流行らないと思っていました。

 何故なら、広大な大雪山ではテントなどの宿泊装備を担いでの縦走がメインとなり、ただでさえ重いのに、何泊も使用済みのトイレを持ち歩くことは、邪魔だし、臭いし、値段も高いし・・・「私にとっての正当な理由」がありました。

 ですが、頑張って辿り着いたピークで思いっきり深呼吸をしたいのにアンモニア臭がキツく、思わず顔をしかめたり、茂みの奥に行けば見苦しい人糞や何故こんな物も持ち帰らないのかと憤慨したくなる使用済みティッシュが残置され・・・山に行くたびに、そのような残念な光景に直面していると、大雪山で携帯トイレを使用しないことに正当な理由はなく、ただの言い訳に過ぎないと遅まきながら気付き始めました。

 

 携帯トイレを使わずに野外に排泄したり、ティッシュを残置することは、山を汚すことと同じではないでしょうか。

 美しい大雪山を愛している登山者の皆さん。一人一人の行動が未来の大雪山の姿につながります。

 私達は雑食で、私達のし尿は、野生動物のし尿と違い、臭いです。ティッシュは非水溶性なものが多いので溶けません。

 

 総合サービスの携帯トイレは1つのシートに、3回分くらいのオシッコを吸収してくれるので、縦走の時に持って行きます。モンベル社のはコンパクトになるので、日帰り用です。

 山によって使い分けをしたり、ペット用のおしっこシートを使って節約してみたり、尿瓶に挑戦してみたり・・・色々方法を試して、お財布や自然にも優しく、あとから来た人も気持ち良く、携帯トイレを使うのが当たり前になる大雪山になるために、携帯トイレの普及を進め、女性でもストレスない山のトイレライフを研究していきます。

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2019年09月13日アメリカオニアザミ駆除作業を行いました

知床国立公園 白石海弥

こんにちは。秋の匂いがし始めると同時にサケマスが美味しい時期になったウトロです。

さて、今回はちょっと(いやかなり)遅いアメリカオニアザミの駆除作業報告です。

場所はフレペの滝遊歩道。夏の巡視の時は「今年はほとんどないなぁ、よかったよかった」なんて呑気なことを考えていましたが、8月末日、キオンやハンゴンソウに隠れるようにスッと立つ背丈ほどのオニアザミを発見。

油断しました。

急遽、行政機関や関係者の皆さんに声をかけ遅めの駆除作業に入りました。

本来は花を咲かせる前の6月に行うのがベストなのですが、今は9月。綿毛になってしまっているものもあります。

綿毛が飛んでしまうと種を拡散させてしまうため、先に綿毛部分を切り落とし、飛び散らないよう回収してから茎・根の駆除を行います。こういった手間・リスクがあるのでまだ花を付けない6月に行うのが良いのです。

そもそもアメリカオニアザミとは。

 

キク科アザミ属の道端や田んぼの周辺でよく見られる花です。

原産地はヨーロッパで、トゲトゲしい見た目が特徴の外来植物。

環境省・農林水産省による「生態系被害防止外来種リスト2018」に掲載されていて、国内の様々なところで駆除の取り組みが行われています。

北海道では1960年代に確認され、北アメリカからの輸入穀物や牧草に混じり入ってきたと考えられています。

2年目に花を咲かせタンポポのように綿毛に乗せて種子を飛ばす2年草という分類になり、生えたての頃はロゼット葉(※)です。

※「ロゼット葉」・・・地表に葉を平らにならべた植物の状態を表す言葉。

大きな特徴である鋭いトゲ、一見あまり痛くなさそうに見えますが薄い皮手袋ぐらいならいとも簡単に突き破ってきます。今回はゴム手袋in皮手袋で勝負です。

道端沿いには数本しかありませんでしたが、普段足を踏み入れない草原部にはこんもりありました。

駆除した背丈ほどあるアメリカオニアザミ。綿毛が怖いので先に花の部分を切り落とします。

今回特に多かったのはウトロ灯台へ続く道です。この道も普段は誰も歩かない場所。咲いているかもなと思いながら立ち入ると山ほどのロゼット葉が!!

      山ほどのロゼット葉       鍬やツルハシを駆使して根を残さないよう慎重に駆除します。

ロゼット葉だけでもかなりの量に。

花をつける前に多く駆除出来てホッとしました。

今回は土嚢袋20袋分のアメリカオニアザミを駆除できました。皆さまありがとうございました!

ここからは余談ですが・・・

スコットランドの国花は「アザミ」。敵から国を守ったとされ、王家の紋章にもなっています。

一説によりますが、夜闇に紛れて攻撃しようと裸足で身を潜めていた敵国兵士がアザミのトゲを踏み、その痛さから思わず声をあげたことによって、スコットランドの人々が攻撃を察知できたのだとか。

その言い伝えからスコットランドでは国の守護者としてアザミを称えています。

世界にアザミ属は250種類以上。どのアザミがスコットランドを守ったのかは誰もわかりませんが、アメリカオニアザミもそうかもしれないと考えるとただ嫌ってしまうのももったいないなと思うのでした。

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2019年09月10日ウトナイ湖で秋を感じて

苫小牧 大久保 智子

こんにちは、野生課の大久保です。

ウトナイ湖では、涼しい風が頬をなでるようになりました。秋の渡りで賑やかになる前の静かなこの季節は、湖畔沿いを散策するのにもってこいです。

今日の巡視では、

 

漆の紅葉とドングリの赤ちゃんをみつけ、秋を感じてきました。

散策路沿いにはまだ花も咲いています。

   

  キンミズヒキ      ツリフネソウ      キツネフリ       ノコギリソウ

森の小鳥たちは、繁殖期を終えたのでさえずりが聞こえなくなり、とても静かですが、時折散策路脇にも現れます。今は、アオジ、センダイムシクイ、クロツグミ、ウグイスなどがいます。

ウトナイ湖畔にあるウトナイ湖野生鳥獣保護センターでは、ウトナイ湖の自然や鳥の紹介を行っているほか、展示室からウトナイ湖を望むこともできます。

また、ウトナイ湖鳥獣保護センターの2階では、9月3日から29日まで2階でアクティブレンジャー写真展を開催しています。

北海道地方環境事務所のアクティブレンジャーが業務中に撮影した選りすぐりの写真を展示しています。国立公園や鳥獣保護地区で撮影した景色や動植物の写真をみると、撮影された場所にきっと訪れたくなると思います。

今年のアクティブレンジャー写真展の案内はこちら

  

秋を探しにウトナイ湖に是非お越しください。

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2019年09月10日離島巡視〜大黒島〜

釧路湿原国立公園 佐野 綾音

皆さまこんにちは。

北海道内外各地で猛暑日が記録されていますが、冷涼な釧路湿原でも今年は暑い!と9月に入ってからも半袖です。

先日、一泊二日で離島の巡視に行ってきました。厚岸町に位置する大黒島です。

大黒島は島全体が国指定鳥獣保護区(特別保護地区)に定められており、海鳥にとって、とても大切な集団繁殖地となっています。

天候に恵まれ快晴の中、港からいつもお世話になっている昆布漁漁師さんの船に乗って出発しました。

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講師である厚岸水鳥観察館専門員と環境省職員2名で船に揺れながら海上の様子を確認。

島に上陸後、尾根沿いを徒歩で巡視しながら、鳥類20種及び植物約40種(開花・結実しているものを含む)を確認しました。

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<巡視の様子とハッカの花(とても良い香りがしました)>

この時期、海鳥の繁殖はすでに終わっており、詳しい繁殖状況まで分かりませんでしたが、地面には営巣穴が無数にありました。

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<ウトウのものと思われる営巣穴>

崖の上にとまるオジロワシやハヤブサといった猛禽類の他、オオセグロカモメやウトウ、夜にはコシジロウミツバメを観察することができしました。

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<オジロワシとハヤブサ>

定点調査(沖合調査)では、ゼニガタアザラシやラッコ、カマイルカといった海獣類も確認されました。

暑い日だったのでとても気持ちよさそうに見えました。

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<定点調査地からの眺めと確認したウミウとラッコ>

また、翌朝(2日目)の巡視では、海岸沿いで昆布漁が盛んに行われていました。

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<昆布漁の様子>

今回の巡視では目立った異常はみられませんでした。

しかし、気がかりなこともありました。

それは、海岸に漂着していた数々のゴミと島に生育していた外来植物です。

ゴミは、海鳥や海獣類、魚などの生き物が誤って飲み込んでしまい、それが原因で命を落としてしまうこともあります。これは、一人一人がポイ捨てをしない等の工夫で被害を減らすことができます。

また、外来植物の存在は、本来の自然の姿を変化させてしまうことがあります。それは、植物単体への影響のみならず、在来植物と共生している他の多くの生き物の住処を奪ってしまう可能性もあります。

私たちが気軽にできることは、外来植物の種子を靴裏につけて運ばないことなのかもしれません。

今後も、ゴミ問題や外来植物に注視しながら、自分ができることに取り組み、様々な生き物たちと一緒に平穏な日々を過ごして行きたいと思います。

最後に、大黒島の巡視を終えたばかりですが、もう来年の巡視が待ち遠しい今日この頃です...

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2019年09月06日「阿寒摩周国立公園に響く声」

阿寒摩周国立公園 川湯 岡西 大助

 事務所のある摩周地域も曇り空続きの8月でしたが、月が変わってスッキリと晴れた9月2日。東京にある大学のゼミ合宿の受け入れをしました。

 学生達は経済学部に所属し、環境経済学を学んでいるそうで、今回の合宿のテーマは,国立公園でのボランティア活動。当日は二部体制にして、午前中はカヌーを使った清掃活動を。午後は近年、川湯地域に繁茂し始めたアメリカオニアザミの駆除作業を行いました。15名の若人が大活躍の一日でした。

 色とりどりのカヌー。ここは屈斜路湖和琴半島

 地元のベテランガイドによる操船指導 真剣な学生達

 和琴半島を時計回りに、先端の「オヤコツ地獄」を目指す!

青い空、爽やかな空気。湖面は鏡のように穏やかで、澄み渡った湖水は底まで手が届きそう。あちらこちらから感嘆の声が響いて、これぞ国立公園!

 清掃活動風景と、当日の主なゴミの種類。温泉熱で蒸した食料ゴミが多かったです。

屈斜路湖東側の山中にある「キンムトー」(湯沼)

午後からはここでアメリカオニアザミの駆除作業です。国立公園管理官から、作業手順と注意事項について説明を受けてから作業に入ります。

棘が危険なため革手袋を装着してレクチャーする管理官。

作業風景。楽しくたくさん汗を掻きました。100ℓビニール袋4袋分のアメリカオニアザミを回収・処分しました。

 帰り道、第二硫黄山とボッケ(※)を見学。ここで管理官から、本日の総括と質疑応答の時間がとられました。学生達の言葉から有意義な一日であったことが感じられました。今日の経験が彼らの心に響いて、将来国立公園のために役立てていただけたらありがたいです。

「絶対、また来ます!」

国立公園に関わる仕事に従事している私達にとっても、嬉しい一日でした。

※「ボッケ」・・・アイヌ語で「煮え立つ場所」という意味で、地質現象の「泥火山」のことを意味します。

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2019年09月04日どうか気を付けて

知床国立公園 ウトロ 白石海弥

先日、こんな連絡が入りました。

「シマフクロウの死体が運ばれたので回収をお願いします」

またか、、、と悲しい気持ちを抱えながら電話を受けました。

シマフクロウは、絶滅のおそれのある野生動植物の種の保存に関する法律にて国内希少野生動植物種に指定されていることに加え、環境省レッドリストにて絶滅危惧種ⅠA類(ごく近い将来における野生での絶滅の危険性が極めて高いもの)に分類されています。現在確認されているのはわずか165羽。その少なさから環境省では保護増殖事業という取り組みを行い保護を図っています。

この保護増殖事業とは、自然状態で安定的に存続できるような状態を目指し、給餌や巣箱の設置、標識調査等により個体数を増やそうという取り組みです。

翼を失ってしまった等の理由で野生復帰が難しい個体に関しても、動物園での飼育下繁殖に協力してもらったりと、様々な努力をしている矢先の悲しい連絡でした。

一時保管して頂いていた施設に到着し、死亡個体を見ればまだ若そう。脚も両翼もきれいで一見、あまり怪我をしているような印象は受けませんでしたが、その個体は息絶えていました。

 

左翼                   右翼

尾羽

頭部を見ると出血の跡、交通事故によるものだと推測できました。

後にわかりましたが、今年生まれたばかりの幼鳥でした。

毎年のように起こる野生動物との交通事故。彼らはいつどこから飛び出してくるか分からず、気を付けてほしいと言われたところで気を付けようがないかもしれません。ですが、車のスピードを出し過ぎない等、運転には気を付けてほしいです。道東の道は広く、車も少ないためか、もの凄いスピードで走っている車をよく見かけます。道東は北海道内でもシカなどの飛び出しが多い地域。

どうかそのことを念頭に置いて運転してください。

国交省ではヒヤリハットマップというものを作成し、動物の飛び出しが多い地域などを掲載しています。

犠牲になる野生動物をこれ以上増やさないために、是非、ご参考ください。

https://www.hkd.mlit.go.jp/ks/douro_keikaku/qgmend0000000420.html

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2019年09月04日お連れします、大雪山の紅葉へ

大雪山国立公園 渡邉 あゆみ

 水田農業が盛んな東川町では、早くも稲刈りがはじまりました。お米が大好きで、おかずなしでご飯だけでイケる派、東川の渡邉です。ツヤツヤ・ピカピカの新米をいただけるのが今から楽しみです♪

 9月10日(火)~9月29日(日)まで、旭岳ビジターセンターで「大雪山国立公園パークボランティアが撮影した大雪山の紅葉」をテーマに写真展を開催します。

 

 大雪山を深く愛し、日頃からご活躍いただいているパークボランティアの皆さんが、それぞれの視点から写した美しい紅葉の写真です。

 第一段が9月10日(火)~9月20日(金)、第二段が9月20日(金)~9月29日(日)。スペースの都合上、5枚ずつの展示ですが、写真を入れ替えるので、二回楽しんでいただくことが出来ます。※会場では、チラシに掲載していない写真を展示します。

 写真の他に、パークボランティア活動を紹介したパネルも展示します♪

 

 パークボランティアの皆さんは、写真がとってもお上手。

 準備をしながら、美しい紅葉写真に見入り、胸がいっぱいになってしまいました。何度も見慣れている景色なのに、どうしてこんなにも心を揺さぶられるのでしょうか。

 雪が降るまでのほんの一時、終焉前に山肌を燃やすかのように赤や黄色の豪華絢爛の景色を見せてくれる大雪山の紅葉。お花畑だけじゃない、紅葉も凄すぎる。どんなポテンシャル持ってんだい大雪山・・・と思わずつっこんでしまいました。素晴らしい写真なので、たくさんの人に見ていただきたいです。

 今回、写真をご提供していただいたパークボランティアの皆様、ありがとうございました。

【※この写真↑は、渡邉撮影のピントがずれた写真です・・・】

 ツンと冷えた空気や淡い色の青空、全体が茶色っぽくなり、ゆらゆらと黄金色の穂やチングルマの綿毛が揺れる、哀愁漂うひっそりとした秋の山。そういえば私は秋が大好だったんだと思い出し、またあの乾いた涼やかな風に包まれると思うと、これから始まる季節に楽しみで胸がドキドキしてきました。

 見た人を、大雪山の一番いいところへ、連れて行ってくれるような、紅葉写真展へ是非ご来場ください。

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