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北海道地方環境事務所

アクティブ・レンジャー日記 [北海道地区]

支笏洞爺国立公園指定70周年記念 野鳥と冬芽の観察会♪

2019年11月28日
支笏洞爺国立公園 當山真貴子

紅葉シーズンを終え、すっかり葉を落とした木々が目立ち、時々、雪が舞う季節となった支笏湖。

みなさんは、いかがお過ごしでしょうか。

 

さて、先日(11/9)、「支笏洞爺国立公園指定70周年記念 野鳥と冬芽の観察会」を開催しました。

※参加者:10名(4070代)

                   観察会の様子

 

パークボランティアから冬芽の解説を聞いていると、

木々の間をちょこちょこと飛び回る野鳥を発見!

野鳥の正体は「ゴジュウカラ」でした♪

ゴジュウカラは、上面が青灰色で嘴の基部から目の横に黒色のラインがあり、

腹部が白色の野鳥です。スズメくらいの大きさで、頭部を下に向けたまま、

木の幹を歩いて下りることができるのは、本種だけに見られる特徴です。

 

他には、キノコのムキタケや、モフモフのキタコブシの冬芽、エゾリス等が食べたであろうマツの実、

橙色の地衣類(ダイダイゴケ)等を観察することができました。

※写真をクリックすると大きくなります。

 

時折、雪が舞い、寒い中での観察会となりましたが、参加者の方々はパークボランティアの解説を

聞きながら、質問し合い、終始和やかな観察会となりました (^^)