2020年12月
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2020年12月01日小学生への環境教育授業を実施!
支笏洞爺国立公園 小松瑠菜
こんにちは!洞爺湖アクティブ・レンジャーの小松 瑠菜です!
いよいよ雪の季節がやってきますね♪
今回は、先日実施した洞爺湖町の小学生への環境教育授業の様子を紹介いたします☆
【第1回目】 10月に実施
第1回目の環境教育授業は、洞爺湖中島で実施いたしました。
「中島で生き延びるための戦術!!!」 をテーマにお話しました。
・・・とはいえ、私たち人間がいかに生き延びるか?! ではなく、
エゾシカによる食害が顕著に見られる中島で、
どのような植物たちが生き延びることが出来ているのか をお話しました。
中島の歴史の話を簡単に交えながら散策し、
子ども達には、ワークシートを記入してもらいながら、
エゾシカによる中島の不思議な植生について学んでもらいました。
他にも、秋の中島で見られる動物の食痕や果実などを探したり、
シカの痕跡を見つけたり、樹皮や果実に触れてみたりなど、様々な体験をしてもらいました^^
【第2回目】 11月に実施
第2回目の環境教育授業は、小学校でスライドを用いて実施いたしました。
1.国立公園/2.外来生物/3.エゾシカ/4.ゴミ問題 をテーマにお話しました。
授業の前半、早速
「洞爺湖って国立公園なんだ!」
「国立公園ってなぁに?」
「北海道以外から連れてきたカブトムシも外来種なの?!」 という声が聞こえてきました^^
メインテーマでもあった、「エゾシカ」に関する授業では、
関連する動物も交えながら、実際に 毛皮・頭骨・角などを
"見て"、"触って"学んでもらいました。
中でもシカ角の重さを感じられる「シカ角ヘルメット」や、
「シカ新生児体重標本(ぬいぐるみ)」が子ども達には人気でした^^
最後に、ゴミ問題が引き起こす環境への影響をお話しました。
何気なく人間が捨てるゴミによって、自然に分解されず、そのまま残ってしまう事はもちろん、
野生動物への影響を、実際の例を紹介しながらお話しました。
被害に遭った鳥類の写真を見た子ども達は、
「かわいそう・・・」 と、心を痛めながら、真剣な眼差しで話を聞いてくれました。
これらのことが他人事ではなく、自分事として、
私の授業を受けた子ども達や、この投稿を見ている皆様方1人1人が、
自然のために出来ることを考えてくれたり、行動してくれたりしたら、
とっても嬉しいなぁ~と思っています・・・☆
こんにちは!礼文アクティブレンジャーの津田です。
道北ではもう雪が振り積もっていますが、少し前の礼文島の秋をお届けします!
秋の礼文島のイメージといえば...
満開だった高山植物は終わっているし、冬のスノーシューハイクには早すぎる...
そんなイメージをくつがえすような紅葉が礼文島を包んでいます!
いつもは車で通り過ぎてしまう道路ですが、思わず車を停めて
秋の澄んだ空気と落ち着いた感じ、両手いっぱい広げて深呼吸してしまいます。
ここからは利尻山の山頂や、礼文岳の山頂も望むことができ、私のおすすめの場所です♪
夏は霧や雨が多い礼文島ですが、秋はカラッとした気候で、秋晴れが広がっています!
草原は緑から褐色へと色づき、ススキがゆらゆらと白い穂をゆらしています。
礼文島の北部にある久種湖から正面ポコッとでている礼文岳(490m)と高い山ではないですが、山頂では雪がうっすらと積もっているのを確認できました♪
春や夏とまたひと味もふた味も違う秋の礼文島。
十分な防寒対策とコロナ感染防止対策をしっかりして来年の秋に礼文島に訪れてはいかがですか!