エトピリカ保護増殖事業

 釧路自然環境事務所では、絶滅のおそれのある野生動植物の種の保存に関する法律で国内希少野生動植物種に指定されているエトピリカについて、保護増殖事業を行っています。

1.エトピリカ保護増殖事業に関する関係資料

種の保存法の概要

エトピリカ保護増殖事業計画(平成13年環境省策定)

エトピリカの概要

2.国指定ユルリ・モユルリ鳥獣保護区保全事業

 ユルリ島(面積168ha)とモユルリ島(面積31ha)は根室市の沖合に位置する無人島で、エトピリカを始めとする海鳥類の繁殖地として重要なことから、昭和57年に鳥獣保護区に指定されました。

 かつて、国指定ユルリ・モユルリ鳥獣保護区は、エトピリカ、ウミガラス、チシマウガラス、ケイマフリ等の北方系海鳥類の一大繁殖地として知られており、なかでもエトピリカは1960年代後半にはモユルリ島の洋上だけでも数百羽が確認され、北海道東部太平洋海域では少なくとも数百~数千つがいは繁殖していたと推定されています。しかし、現在はユルリ島とモユルリ島がエトピリカの国内で確認されている唯一の繁殖地であり、わずか十つがい前後が残されるのみとなっています。

 海鳥類の減少要因は特定されていませんが、近年になって確認されたドブネズミの侵入・定着による食害と生息環境の破壊が主な要因の一つと考えられています。そのため、平成25年度より「国指定ユルリ・モユルリ鳥獣保護区保全事業」を開始し、両島において殺鼠剤の空中散布による外来ネズミ類の駆除を行いました。また、平成26年度以降は外来ネズミ類の根絶状況と事業実施による海鳥類等の回復状況をモニタリングするとともに、デコイの設置によりエトピリカ等の繁殖個体を誘引することを検討しました。

国指定ユルリ・モユルリ鳥獣保護区保全事業実施結果

(別添:参考資料)島嶼での外来ネズミ類駆除に関する国内外の根絶判断の事例について

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