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釧路自然環境事務所

報道発表資料

2022年04月01日
  • その他

環境省川湯エコミュージアムセンターの名称変更とツアーデスクの開設について

・阿寒摩周国立公園の川湯エコミュージアムセンターの名称を「川湯ビジターセンター」に変更するとともに同センター内に新たにツアーデスクを設置し、利用者への観光情報の案内などの機能を充実します。

1.経緯

・環境省では「明日の日本を支える観光ビジョン」(2016年(平成28年)3月30日。「明日の日本を支える観光ビジョン構想会議」にて策定)に基づき、日本の国立公園を世界水準の「ナショナルパーク」としてのブランド化を図ることを目標に、「国立公園満喫プロジェクト」(以下「満喫プロジェクト」という。)に取り組んでいます。

・阿寒摩周国立公園は先行的・集中的な取り組みを進める国立公園として選定され、2016年に「阿寒摩周国立公園満喫プロジェクトステップアッププログラム」を策定し、同プログラムに基づき計画的に取り組みを進めてきました。

・2021年(令和3年)に改定した「阿寒摩周国立公園満喫プロジェクトステップアッププログラム2025」では、アドベンチャートラベル(AT)を主なターゲットとし、受け入れ環境整備や情報発信に取り組むこととしています。

・AT層をはじめとする国立公園利用者に自然やアクティビティの情報を積極的に発信していくため、2022年(令和4年)4月より利用拠点施設の川湯エコミュージアムセンターの名称変更及びツアーデスクの開設を行います。

2.「川湯ビジターセンター」への名称変更

・ツアーデスクの新設により、利用者への観光情報の提供の機能を充実させたことに伴い、名称を「川湯ビジターセンター」に変更。

・エコミュージアムセンターのコンセプトである利用者と地域住民の交流拠点という役割は引き続き維持。

3.ツアーデスクの設置

設置箇所:川湯ビジターセンター内 1階

運営:弟子屈町及び摩周湖観光協会との連携により運営

サービス内容:アクティビティ情報の提供、周辺の観光施設(宿泊施設、飲食店、お土産等)の案内、ガイドウォークの実施

参考(川湯ビジターセンターの概要)

・1999年(平成11年)に川湯エコミュージアムセンターとして開館。主に阿寒摩周国立公園の東側に位置する川湯・摩周・屈斜路エリアの自然環境を紹介する展示施設。

・自然だけでなく、地域の歴史や文化、生活、産業といった情報の収集・展示・発信も行い、利用者と地域住民をつなぐ拠点施設を目指して運営。

・2019年(令和元年)に満喫プロジェクトの取組として、2階にカフェスペースを設置し、利用者へのサービス向上と地域住民との交流機能を強化。

住所:北海道川上郡弟子屈町川湯温泉2-2-6

概要:木造2階建  延床面積709.98㎡(増加面積16.5㎡)

   内2階カフェスペース  延床面積 22.6㎡(増加面積8.9㎡)

開館時間:4~10月 8:00~17:00

     11~3月 9:00~16:00

休館日:水曜日(水曜日祝日の場合翌日休館、7月第3週~8月31日は無休)

    年末年始(12/29~1/3)

連絡先:015 - 483 - 4100

■ 問い合わせ先
〒088-3212
川上郡弟子屈町川湯温泉2-2-2
環境省 阿寒摩周国立公園管理事務所
国立公園利用担当 末廣、山崎
E-mail:KEISHIRO_SUEHIRO@env.go.jp
TEL:015-483-2335