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北海道洞爺湖サミット

事業紹介

「チーム洞爺湖・マイナス50%事業」
(平成19年度「環境と経済の好循環のまちモデル事業」(環境省事業))

2008年1月15日

環境と経済の好循環のまちモデル事業とは

 環境を良くすることが経済を発展させ、経済を活性化することにより環境も良くなるような環境と経済の好循環を実現し、その取組を国の内外に普及させるため、地域発の創意工夫と幅広い主体の参加によって生み出すまちづくりのモデル(地域が提案した計画)に対し、計画づくりや学習活動(ソフト事業)、二酸化炭素排出量を削減するための設備の設置(ハード事業)に必要な支援を環境省が行うものです。

事業実施主体

洞爺湖地域温暖化対策まちづくり協議会(平成19年9月25日設立)

〈会員〉伊達市、洞爺湖町、豊浦町、壮瞥町、北海道、JAとうや湖、壮瞥町温泉利用管理組合、胆振西部森林組合、民間事業者等

(オブザーバー) 北海道森林管理局、北海道経済産業局、北海道開発局、北海道運輸局、北海道地方環境事務所

チーム洞爺湖マイナス50%事業マップ

目的

伊達市、洞爺湖町、豊浦町及び壮瞥町の胆振西部4市町が中心となり、北海道洞爺湖サミット開催地となった当地域を、美しい自然景観や環境を保全するとともに、2030年における温室効果ガスの排出量を半減することを目標として掲げました。

産業施設を中心に環境負荷の低減と経費節減を具体的に推進するために「チーム洞爺湖マイナス50%事業」を立ち上げ、事業を通じ産業を活性化し、環境と経済の好循環を図るとともに、当地域の目指す2030年温室効果ガス半減への道筋をつけ、地域環境保全そして地球温暖化対策を推進する環境対策先進観光地「美しい環境対策先進観光地・洞爺湖」を目指します。

「チーム洞爺湖マイナス50%事業」のメニュー

  1. ソフト事業 ポスター、リーフレット等の作成、CO2削減効果測定手法の検討等
  2. ハード事業
    1. 野菜貯蔵用雪蔵(雪エネルギー利用:洞爺湖町)
    2. SVFディーゼル車(廃食油利用:洞爺湖町)
    3. ペレットストーブ(木質ペレット利用:洞爺湖町・壮瞥町)
    4. 温泉ヒートポンプ(温泉泉源熱利用:壮瞥町)
    5. ペレット製造施設(木質ペレット製造・伊達市)
    6. 農業ハウス用炭窯余熱利用ボイラー(炭窯余熱利用・壮瞥町)
    7. BDF製造施設(廃食油燃料製造・伊達市)
    8. 農業用ハウスペレットボイラー(木質ペレット利用・伊達市)等

同事業による直接的なCO2削減効果は年間約1,800トンが見込まれています。