北海道地方環境事務所のアクティブ・レンジャーが、活動の様子をお伝えします。
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アクティブ・レンジャーとは、自然保護官の補佐役として、国立公園等のパトロール、調査、利用者指導、自然解説などの業務を担う環境省の職員です。管内には、利尻礼文サロベツ、知床、阿寒摩周、釧路湿原、大雪山、支笏洞爺国立公園があります。
セイヨウオオマルハナバチの女王 → この後捕獲
残念ながらウトロでのセイヨウオオマルハナバチの目撃は昨年と比べ圧倒的に増え、天気の良い日は頻繁に目につくようになっています。昨年の捕獲数が4頭だったのに対し、今年は9月までで約200頭の捕獲がありました。爆発的に増加する恐ろしさが身にしみて感じられます。
斜里側の知床国立公園内(幌別~知床五湖)では幸い目撃情報はほとんどありません。今年のハチの活動時期も終わりに近づいてきましたが、少しでも拡散を食い止められるようにこれからも防除活動を続けていこうと思います。