北海道地方環境事務所のアクティブ・レンジャーが、活動の様子をお伝えします。
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アクティブ・レンジャーとは、自然保護官の補佐役として、国立公園等のパトロール、調査、利用者指導、自然解説などの業務を担う環境省の職員です。管内には、利尻礼文サロベツ、知床、阿寒摩周、釧路湿原、大雪山、支笏洞爺国立公園があります。
ヒグマでもなく、シマリスでもありません。
知床世界遺産ルサフィールドハウスです。
ルサフィールドハウスは、11月1日から1月31日まで冬期閉館となります。
今年も多くの方が、このルサフィールドハウスに来館してくださいました。
大きなザックを背負った知床岬や知床岳への登山者、
サケ・マスロマンに魅せられた釣り人、
知床半島一周を目指すシーカヤッカーの方、
知床観光に訪れたご家族や団体のみなさん、
羅臼に帰省した親戚を連れた町民の方、などなど…。
知床での滞在目的は違えど、知床半島先端部のアウトドア利用や
山と海のつながりやその素晴らしさなど、
このルサフィールドハウスを通じて知っていただけたのではないかと
思います。
冬期閉館を経て、ルサフィールドハウスはまた2月より開館いたします。
厳冬期のルサでは、
特有の地形が生み出す“だし風”と呼ばれる強風や、
その風が吹き下ろす海岸に寄せる流氷、
運ばれる自然の恵みを求めてやってくるアザラシやクジラ、
オオワシやオジロワシなど、
冬ならではの景色と、たくさんの動物との出会いが待っています。
みなさんのお越しをお待ちしております。
2月1日の開館まで、
しばし、おやすみなさい。