北海道地方環境事務所のアクティブ・レンジャーが、活動の様子をお伝えします。
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アクティブ・レンジャーとは、自然保護官の補佐役として、国立公園等のパトロール、調査、利用者指導、自然解説などの業務を担う環境省の職員です。管内には、利尻礼文サロベツ、知床、阿寒摩周、釧路湿原、大雪山、支笏洞爺国立公園があります。
登山口から、展望台までは、少し残雪があります。凍っているところなどもありますので、通行の際は滑らないように気をつけて下さい。
この日は天気予報がいい方に外れ、夏道がでている展望台まであがると、高根ヶ原や忠別岳の展望が見渡せました。樹林帯を越えると、第一花畑から第二花畑、そしてガレ場までは、びっしり雪です。
第一花畑から。
第一花畑からガレ場入口までは雪がつながっています。
天気が悪く視界不良だと方向を見失うかもしれませんので、要注意です。
晴れていれば、方向がわかりますが、まだ今のところ、少しのピンクテープしか目印はありません。
広場からガレ場、山頂までは、雪がなく登山道を歩き、花を見ながら山頂まで楽しめます。
ミネズオウと高根ヶ原や忠別岳。
登山道脇では、高山植物が気分を盛り上げてくれます。
山頂から見える、白雲岳そして旭岳の雪の白と山肌の茶色の縞模様が芸術的です。
山頂から旭岳方面。
ミヤマキンバイの黄色が輝いていました。
花の開花状況は、ミヤマキンバイ、メアカンキンバイ、キバナシャクナゲ、イワウメ、コバメツガザクラ、ミネズオウ、エゾオヤマノエンドウなどが咲いています。これから次々と花の咲き出すのが楽しみの季節になりました。