北海道地方環境事務所のアクティブ・レンジャーが、活動の様子をお伝えします。
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アクティブ・レンジャーとは、自然保護官の補佐役として、国立公園等のパトロール、調査、利用者指導、自然解説などの業務を担う環境省の職員です。管内には、利尻礼文サロベツ、知床、阿寒摩周、釧路湿原、大雪山、支笏洞爺国立公園があります。
本日の一番の目的は、遭難防止用の杭の確認と再設置。
かけやで杭を打ち込む高橋AR
登山道の様子についてですが、大沢にはまだまだ雪渓が残っています。底のしっかりした靴を履いていきましょう。日々、雪解けの進む雪の上を歩くには、しっかりと蹴り込めることのできる靴は必携です。また、硫黄山から縦走に行く際には、山頂直下にある雪渓のトラバ-スはアイゼンがあると安心です。
大岩分岐下は土砂の流失が目立ち、本来ならば、雪渓の上を歩けるところが、土砂の上を歩かなければならなくなっていました。一見、隣の沢の方が歩きやすく見えるので、迷いやすい箇所となっています。ここにも、ピンクテープを設置。
※カムイワッカ湯の滝より先は通行止めになっています。23日から、登山口までの区間の通行には、事前申請により、徒歩による通行が可能です。詳しくはオホーツク総合振興局網走建設管理部HPを参照してください。http://www.okhotsk.pref.hokkaido.lg.jp/kk/akk/shiretoko_riyou.htm