北海道地方環境事務所のアクティブ・レンジャーが、活動の様子をお伝えします。
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アクティブ・レンジャーとは、自然保護官の補佐役として、国立公園等のパトロール、調査、利用者指導、自然解説などの業務を担う環境省の職員です。管内には、利尻礼文サロベツ、知床、阿寒摩周、釧路湿原、大雪山、支笏洞爺国立公園があります。
知床連山縦走路には、美しい花々やすばらしい景色があります。でもそんな場所だからこそ利用のルールもあるのです。
知床連山には、フードロッカーなるものがキャンプ地に設置されています。
その名の通り食べ物(ニオイのするもの)専用のロッカーです。ではなぜ食べ物をロッカーに入れてく必要があるのか?それはズバリ 知床のヒグマです!!
人間の食べ物のニオイは強く、野生動物を引き寄せてしまいます。つまり食べ物をそのままテント周辺に置いておくだけで、ヒグマがテントの近くまで来てしまう可能性があります。もし万が一そうなってしまった場合、大変危険です!
知床連山縦走路には、テント場が4箇所あります。そのすべてにフードロッカーが設置されています。キャンパーは必ずフードロッカーを活用してください。
上の写真が、フードロッカーです。
よくフードロッカー内にザックなどをデポしてしまう登山者がいます。
ザックを一つ入れてしまうだけでテント場利用者が食料を入れられなくなります。
知床連山縦走を行う際には、フードロッカーを正しくお使いください。
知床連山の風景
ルールを守って気持ちの良い登山にしましょう。
ご協力おねがいします。