北海道地方環境事務所のアクティブ・レンジャーが、活動の様子をお伝えします。
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アクティブ・レンジャーとは、自然保護官の補佐役として、国立公園等のパトロール、調査、利用者指導、自然解説などの業務を担う環境省の職員です。管内には、利尻礼文サロベツ、知床、阿寒摩周、釧路湿原、大雪山、支笏洞爺国立公園があります。
羅臼でも同じ日に調査が行われ、この一日の知床のワシの数を把握する事ができます。これにより、ウトロと羅臼でどのようにワシが移動をしているか、大まかな動きや長期的変動などが確認・記録できます。そして、調査の結果は、オジロワシ・オオワシ保護増殖事業や知床世界自然遺産地域科学委員会において使用します。
今回の展示の目玉である、迫力あるオジロワシの写真。撮影者の展覧会が本年に羅臼で行われました。その際に展示された、作品の一つです。この写真を見るだけであっても、来る価値ありです。
○先日のワシ調査中に出会った鳥のご紹介
断崖の側を飛んでいる姿をたまに見かけるハヤブサ。留まっている姿を夢中で撮影しました。
クマタカのおそらく幼鳥。口笛の様な高い声で鳴いていました。親を呼んでいたのでしょうか。
両方とも道路脇で観察することができました。冬の知床、ユックリ車を走らせて、安全な場所に止めて、ちょっとあたりを見回すと、素敵な出会いがあるかもしれません。