北海道地方環境事務所のアクティブ・レンジャーが、活動の様子をお伝えします。
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アクティブ・レンジャーとは、自然保護官の補佐役として、国立公園等のパトロール、調査、利用者指導、自然解説などの業務を担う環境省の職員です。管内には、利尻礼文サロベツ、知床、阿寒摩周、釧路湿原、大雪山、支笏洞爺国立公園があります。
上川は桜が散り始め、新緑の緑が山々を彩るようになりました。
大雪山の山も長い冬が終わりそうで、暖かい日差しを浴びて雪解けがぐんぐん進んでいます。
本日15日には、愛山渓道路の冬季通行止めが解除され、通行できるようになりました。山に行く道路が通行できるようになると、いよいよシーズンの幕開けという感じで、わくわくします。
早速ですが、道路が開いたので、歩道や雪の状況を確認してきました。
夏は木々や藪に囲まれる登山道も、雪があると趣も変わり、一層広い大雪山を実感できます。雪解けが早いと言われる今年ですが、思ったより雪はあり、まだしばらくは春スキーが楽しめそうです。
雪の多かった昨年。
2013年6月6日撮影。
今日の山の様子。さすがに昨年の6月よりは少しだけ雪が多いです。
2014年5月15日撮影。
雪があると自由に歩けますが、傾斜が急なところもしばしば。
夏の登山道って歩きやすいとも実感しました。
あっという間に過ぎ去る大雪の春山シーズン、万全の準備で事故の無いようお楽しみ下さい。
【お知らせ】
愛山渓温泉は、改修工事のため7月中旬まで閉鎖するそうです。