ACTIVE RANGER

アクティブ・レンジャー日記 [北海道地区]

北海道地方環境事務所のアクティブ・レンジャーが、活動の様子をお伝えします。

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2014年5月16日

2件の記事があります。

2014年05月16日シマフクロウの子育て映像、TVモニター公開中です

釧路湿原国立公園 釧路湿原 平川 正詩

釧路湿原野生生物保護センター内で孵化したシマフクロウのヒナの映像を展示施設内のTVモニターにて公開しています。ヒナは4月9日にセンター内の非公開ケージ内で飼育しているシマフクロウのつがいより誕生、すくすくと育ち、現在は白い綿羽から段々と茶色い幼羽に換わりつつあります。体の大きさも親鳥の3分の2程まで成長しました。ヒナが巣立つ6月上旬頃までの期間限定、大変貴重な映像ですので、ぜひ見にきていただきたいと思います。なお、本センターの開館は10:00~17:00です。おまちしております。

テレビモニターが置かれている場所です。正面玄関入ってすぐになります。

4月30日の映像です。親の翼の中で気持ち良さそうにウトウトしています。

5月16日の映像です。1羽でいることが多くなりました。かなり大きくなりました。このまま無事に巣立ちまで育ってほしいと思います。

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2014年05月16日礼文島トレイルオフィシャルウェブ

利尻礼文サロベツ国立公園 稚内 高澤 和大

 礼文島の自然歩道(トレイル)情報発信ポータルサイトとして、「礼文島トレイルオフィシャルウェブ」がこのほど公開されました。

http://rebun-trail.jp/ (礼文島トレイルオフィシャルウェブ)



 これまで礼文島の自然歩道に関する情報を利用者の皆さんへ統一的にお届けするポータルサイトというものはありませんでした。そこで2012年度から2013年度にかけ、環境省が事務局を務める検討会で島の関係者の方々と議論を重ね、トレッキングのルールやトレイルコースについて利用者の皆さんにお伝えすべき情報を集約しました。そうしてまとめられた情報は地元の礼文町へ引き継がれ、この度上記「礼文島トレイルオフィシャルウェブ」として公開がスタートされました。

 ところで、島の関係者の方々と議論を重ねてきた検討会には、関係者が協力して礼文島の自然歩道を管理していこうという協働管理の体制構築という大きなテーマがありました。この協働管理の一環として、オフィシャルウェブを通じた利用者の皆さんへの情報提供があります。オフィシャルウェブは礼文町により運営されていますが、協働管理体制の一員たる環境省アクティブレンジャーの私も積極的に協力し、現地で確認したことなどを情報提供できたらと思っています。

 これから礼文島に訪れる方は、是非ともオフィシャルウェブをご覧になって事前に情報を収集していただき、安全で充実したトレッキングを楽しんでください。



 写真は5月上旬の桃岩展望台コース。ぱっと見ると冬枯れが目立ちますが、花はどんどん咲いてきています。いよいよ花の季節に突入ですね!

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