2016年8月26日
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2016年08月26日イベントのお知らせ
苫小牧 平 尚恵
最近は台風の影響で天気が悪いですね。
ウトナイ湖も増水し所々、観察路に水たまりがありますので、散策される方は長靴をご持参いただいた方が安心です。増水の状況により、通行止めの箇所もありますので、事前にセンターで観察路の最新情報をご確認ください。
さて、来る9/4に「第10回 胆振動物愛護フェスティバル」が開催されます。
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日時:2016年9月4日(日) 10時~15時
場所:ノーザンホースパーク 苫小牧市美沢114-7
主催:胆振獣医師会
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個性的なブースが多く、ウマやウシ、巨大昆虫などが来て、とても賑やかなイベントです。
ウトナイ湖野生鳥獣保護センターも傷病鳥の救護活動について紹介すべく、工夫を凝らした展示を準備していますので、お楽しみに。
※過去のフェスティバルの様子はこちら→イベント報告と開催案内
おまけ
先日、珍しい鳥が保護されました。
【Phoebastria immutabilis コアホウドリ】
分 布:北太平洋の中央部~西部の海上。北海道ではほぼ周年、太平洋側の海上で確認
繁 殖 地:99%がハワイ諸島、日本の小笠原諸島やメキシコ西岸でもごく少数が繁殖
エ サ:魚やイカ
英 名:Laysan Albatross
保護経緯:8月3日(水)長沼町で刈取り後の牧草地にうずくまっているところを保護された。保護当初から呼吸音が有り(普通、鳥の呼吸音は聞こえない)、体重は通常2500gあるが、この個体は1565gと痩せている状態のためチカを給餌。プールでは浮く事が出来て羽繕いをする様子も見られ、リリースを予定していたが、8月14日(日)に急変し、死亡。
繁殖時期以外は洋上で生活するコアホウドリですが、内陸の長沼町で発見されたことに、とても驚きました。推測するに、強風にあおられて内陸に迷い込み、その際に胸を強く打ち、呼吸器を損傷したのではないかと思われました。
二日後にリリースを控えていたにもかかわらず、とても残念です。
もう一度、大海原をグライダーのように滑空しながら飛翔する姿を見たかったなと、洋上に浮かぶコアホウドリを見る度に、この個体を思い出すことになりそうです。
ウミネコと同居中のコアホウドリ:お互いに知らんぷり
おしまい
【8月11日】
みなさんは、この日が何の日だったか御存じでしょうか?
実は、今年度から施行された、山に親しむ機会を得て、山の恵みに感謝する「山の日」
という初めての祝日です。
それを記念して、洞爺湖自然保護官事務所を始め、全国各地で様々な催しが行われ、
ここ支笏湖でも「山の日記念イベント」を開催しました!
「支笏湖園地でのミニガイド」と山にちなんで木の実や枝を使った「クラフト作り」を同時開催し、
道内外から観光にいらしていた多くの方々に御参加いただきました。
お子様が多かったのですが、中学生や高校生、大人の方々まで、
それぞれのセンスで真剣に作っていました♪
また、フランス人の御家族の方もフクロウの置物を作って楽しんでいただき、
クラフト作りは、言葉の壁を越えるイベントだと実感...!
国籍など関係無く、やはり人の喜ぶ姿を見るとこちらまで嬉しくなりますね(^^)
クラフト作りは今回初めての企画だったので、
支笏湖ビジターセンター職員の方々に御協力いただきました(>_<)
この場をお借りしまして、材料の提供や加工作業をレクチャーいただいた
支笏湖ビジターセンター職員の方々やお盆前の忙しい時期にお手伝いしていただいた
パークボランティアのみなさんに、心より感謝申し上げます。
今年の「山の日」は過ぎてしまいましたが、
これからは葉が赤色や黄色に色づく紅葉シーズンも始まります。
みなさんも、まだまだ多くの魅力を秘めている「山」と親しむ機会を作ってみてはいかがでしょうか。