北海道地方環境事務所のアクティブ・レンジャーが、活動の様子をお伝えします。
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風が暖かくなり、北海道のえりもにも春がやって来ました。
「何もない春」と歌われて久しいですが、えりもの海にはゼニガタアザラシが住んでいます。
昨週、襟裳岬「風の館」にて、「親子で考えよう!ゼニガタアザラシ学習観察会(主催:北海道日高振興局)」が開催されました。
日高管内から合わせて50名の親子にご参加いただきました。
写真は、講師の中岡さん(えりも町郷土資料館館長)です。
私からは、ゼニガタアザラシがかつて絶滅に瀕したこと、近年では個体数が増えて漁業者との間に新たな問題が現れたこと、現在環境省が進めている対策などについて解説いたしました。
えりも町での、人とゼニガタアザラシの関わりから、共存のために何が必要なのか。
親子で考えていただけましたでしょうか?
その後、岬の先端まで歩きゼニガタアザラシを観察しました。
天候にも恵まれ、春の風が心地よく流れていました。
岬のゼニガタは、まだあまり上陸していませんでしたが、あと一ヶ月ほどで出産期を迎えます。その頃にはゼニガタの子供達(パップと言います)がたくさん見られるようになります。
参加された皆さんも、そうでない方も、ぜひ、ゼニガタアザラシの観察にいらしてください。
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アクティブ・レンジャーとは、自然保護官の補佐役として、国立公園等のパトロール、調査、利用者指導、自然解説などの業務を担う環境省の職員です。管内には、利尻礼文サロベツ、知床、阿寒摩周、釧路湿原、大雪山、支笏洞爺国立公園があります。
風が暖かくなり、北海道のえりもにも春がやって来ました。
「何もない春」と歌われて久しいですが、えりもの海にはゼニガタアザラシが住んでいます。
昨週、襟裳岬「風の館」にて、「親子で考えよう!ゼニガタアザラシ学習観察会(主催:北海道日高振興局)」が開催されました。
日高管内から合わせて50名の親子にご参加いただきました。
写真は、講師の中岡さん(えりも町郷土資料館館長)です。
私からは、ゼニガタアザラシがかつて絶滅に瀕したこと、近年では個体数が増えて漁業者との間に新たな問題が現れたこと、現在環境省が進めている対策などについて解説いたしました。
えりも町での、人とゼニガタアザラシの関わりから、共存のために何が必要なのか。
親子で考えていただけましたでしょうか?
その後、岬の先端まで歩きゼニガタアザラシを観察しました。
天候にも恵まれ、春の風が心地よく流れていました。
岬のゼニガタは、まだあまり上陸していませんでしたが、あと一ヶ月ほどで出産期を迎えます。その頃にはゼニガタの子供達(パップと言います)がたくさん見られるようになります。
参加された皆さんも、そうでない方も、ぜひ、ゼニガタアザラシの観察にいらしてください。