北海道地方環境事務所のアクティブ・レンジャーが、活動の様子をお伝えします。
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この夏、釧路湿原でハイキングを楽しめる温根内木道を巡視すると必ずと言って良いほど、あたりをキョロキョロ見回して不安そうな方たちに遭遇しました。
きっと自分の居場所が分からなくなってしまったのだろう。そう思って「道、大丈夫ですか?」と声をかけると、皆さん口を揃えてこう言うのです。
「クマの糞を見つけたんです...」と。
いない訳ではないけれど、ずっとビクビクしながら歩くのも楽しくないだろうと思い、すぐ温根内ビジターセンターで看板をつくってもらい、パークボランティアの小川さんと手分けをして貼りに行きました。特大サイズの糞が計6箇所も。
正体は、ヒグマに化けたエゾタヌキでした。
何かに化けたり、いたずら好きという言い伝えは、ここからきているのでしょうか。
時々、歩道や車道にでてくるので、餌を与える、車でひいてしまう、などないようくれぐれもご注意ください。「まぬけでどんくさい」というイメージ通り、俊敏には動かない生きものです。
短い夏も終わりに近づき、温根内木道ではウメバチソウや秋の花が見ごろを迎えます。
↓旬マップはコチラ↓
http://www.kushiro-shitsugen-np.jp/book/onnemap/
↓9月のオススメイベント↓
①9月9日(日)10:00~12:00「アイヌ民族が利用した植物を観察しよう」
湿原を歩きながらアイヌの人たちが生活に使った植物を観察し、知恵と歴史を学びます。
| 定員15名 | 要予約 | 温根内ビジターセンター 0154-65-2323
それに併せてミニ企画展「アイヌ民族と植物」もこの日から9月末日までやっています。
②9月15日(土)9:00~12:30最終受付「温根内木道スポットガイド」
毎回、大好評をいただいているこのイベントも今年はこれで最後。パークボランティアたちが木道の各スポットでおもしろ話や旬の花について解説をしています。話を聞きながらぐるっと歩いて1時間30分。開催時間中いつでも受付しています。
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アクティブ・レンジャーとは、自然保護官の補佐役として、国立公園等のパトロール、調査、利用者指導、自然解説などの業務を担う環境省の職員です。管内には、利尻礼文サロベツ、知床、阿寒摩周、釧路湿原、大雪山、支笏洞爺国立公園があります。
この夏、釧路湿原でハイキングを楽しめる温根内木道を巡視すると必ずと言って良いほど、あたりをキョロキョロ見回して不安そうな方たちに遭遇しました。
きっと自分の居場所が分からなくなってしまったのだろう。そう思って「道、大丈夫ですか?」と声をかけると、皆さん口を揃えてこう言うのです。
「クマの糞を見つけたんです...」と。
いない訳ではないけれど、ずっとビクビクしながら歩くのも楽しくないだろうと思い、すぐ温根内ビジターセンターで看板をつくってもらい、パークボランティアの小川さんと手分けをして貼りに行きました。特大サイズの糞が計6箇所も。
正体は、ヒグマに化けたエゾタヌキでした。
何かに化けたり、いたずら好きという言い伝えは、ここからきているのでしょうか。
時々、歩道や車道にでてくるので、餌を与える、車でひいてしまう、などないようくれぐれもご注意ください。「まぬけでどんくさい」というイメージ通り、俊敏には動かない生きものです。
短い夏も終わりに近づき、温根内木道ではウメバチソウや秋の花が見ごろを迎えます。
↓旬マップはコチラ↓
http://www.kushiro-shitsugen-np.jp/book/onnemap/
↓9月のオススメイベント↓
①9月9日(日)10:00~12:00「アイヌ民族が利用した植物を観察しよう」
湿原を歩きながらアイヌの人たちが生活に使った植物を観察し、知恵と歴史を学びます。
| 定員15名 | 要予約 | 温根内ビジターセンター 0154-65-2323
それに併せてミニ企画展「アイヌ民族と植物」もこの日から9月末日までやっています。
②9月15日(土)9:00~12:30最終受付「温根内木道スポットガイド」
毎回、大好評をいただいているこのイベントも今年はこれで最後。パークボランティアたちが木道の各スポットでおもしろ話や旬の花について解説をしています。話を聞きながらぐるっと歩いて1時間30分。開催時間中いつでも受付しています。