北海道地方環境事務所のアクティブ・レンジャーが、活動の様子をお伝えします。
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あっという間に雪が溶けた3月でしたが、彼岸荒れで一面真っ白の冬に逆戻りになりました。
「彼岸荒れがあるかも」と地元の方から聞いていましたが、春にまっしぐらだった景色をここまで戻すのかと、彼岸荒れの威力に驚いている、稚内の青山です。
風と雪が横殴りで吹き荒れる冬の湿原は、見られる生き物も限られ、人も寄りつかず、静けさに包まれています。
そんな中、環境省の施設である幌延ビジターセンターでは、設置されている木道の工事が行われていました。
この時期に行われる理由は、重機などにより湿原植物に影響を与えないよう、雪が積もってから行うためです。
12月、まだまだ雪が少ないため、既存の木道を使ってできる作業が行われていました。
1月、重機が入り、木道も撤去され、工事が本格化していました。
2月、新たな木道が組み立てられていました。
そして、2月末には大体完成していました。
3月に入ってから検査も終わり、先日ついに完成となりました!
少し見に行くだけでも風の強さと寒さに負けそうになる真冬に、作業をしてくれる方々がいるおかげで、
湿原を守りながらも、木道が作られています。
その木道があるおかげで、私達は湿原に落ちたりヤチマナコを気にすることなく、楽しむことができているのです。
作業して下さった皆さん、本当に、ありがとうございます。
まだ、周りには彼岸荒れの雪が残っていますが、
北へ帰る渡り鳥たちがどんどん増えて、新たな季節の予感を届けてくれています。
新しい季節には、新しい木道で、お待ちしています!
サロベツ湿原を体験しに、是非お越し下さい!
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アクティブ・レンジャーとは、自然保護官の補佐役として、国立公園等のパトロール、調査、利用者指導、自然解説などの業務を担う環境省の職員です。管内には、利尻礼文サロベツ、知床、阿寒摩周、釧路湿原、大雪山、支笏洞爺国立公園があります。
あっという間に雪が溶けた3月でしたが、彼岸荒れで一面真っ白の冬に逆戻りになりました。
「彼岸荒れがあるかも」と地元の方から聞いていましたが、春にまっしぐらだった景色をここまで戻すのかと、彼岸荒れの威力に驚いている、稚内の青山です。
風と雪が横殴りで吹き荒れる冬の湿原は、見られる生き物も限られ、人も寄りつかず、静けさに包まれています。
そんな中、環境省の施設である幌延ビジターセンターでは、設置されている木道の工事が行われていました。
この時期に行われる理由は、重機などにより湿原植物に影響を与えないよう、雪が積もってから行うためです。
12月、まだまだ雪が少ないため、既存の木道を使ってできる作業が行われていました。
1月、重機が入り、木道も撤去され、工事が本格化していました。
2月、新たな木道が組み立てられていました。
そして、2月末には大体完成していました。
3月に入ってから検査も終わり、先日ついに完成となりました!
少し見に行くだけでも風の強さと寒さに負けそうになる真冬に、作業をしてくれる方々がいるおかげで、
湿原を守りながらも、木道が作られています。
その木道があるおかげで、私達は湿原に落ちたりヤチマナコを気にすることなく、楽しむことができているのです。
作業して下さった皆さん、本当に、ありがとうございます。
まだ、周りには彼岸荒れの雪が残っていますが、
北へ帰る渡り鳥たちがどんどん増えて、新たな季節の予感を届けてくれています。
新しい季節には、新しい木道で、お待ちしています!
サロベツ湿原を体験しに、是非お越し下さい!