2019年8月 9日
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2019年08月09日山の日携帯トイレ普及キャンペーンの実施について
大雪山国立公園 岩城大洋
みなさま、こんにちは。
上川自然保護官事務所の岩城です。
さて、8月11日(日・祝)の山の日に黒岳7合目にて、
大雪山国立公園連絡協議会(事務局:環境省上川・東川・上士幌自然保護官事務所)及びりんゆう観光の
主催で、携帯トイレ普及キャンペーンを実施します。
キャンペーンでは、大雪山国立公園オリジナルパッケージの携帯トイレの販売や携帯トイレの使用方法の
説明などを行う予定です。
2017年に実施した際の様子
多くの登山者で賑わう山の日に合わせて携帯トイレ普及キャンペーン実施することで、大雪山国立公園地域での携帯トイレへの理解が一層と進み、普及へ弾みがつくことを期待しています。
ちなみに、2017年度は30個の携帯トイレを配布し、協力金を頂きました。
今回、携帯トイレは通常の登山装備品と同じように購入して持って頂きたいとの考え方から100個販売します。
詳しい開催概要は下記のとおりです。
日時:令和元年8月11日(日・祝) 8:00~14:00
場所:黒岳7合目リフト乗降場
黒岳7合目に立ち寄った際には是非お立ち寄りください。
今回のAR日記は、ここまで。また次回をお楽しみに。
えりも自然保護官事務所の熊谷です。
前回の日記に、「次回はドローンでの個体数調査お楽しみに!」としていたのですが...
最近のえりもは濃霧が続いていて、思うようにドローンを飛ばせていません。。
季節を問わず行っている調査です、よき画像が撮れましたらこちらでお伝えします!
今回は、地元高校生の地域探求学習のご報告です。
夏から秋にかけて数回行われるこの課外学習。
いくつも種類がある中で、地元の自然に関わることに興味を持った6名の生徒さんが選んでくれました。
その授業の担当をすることになった私。
第1回目は、えりもの"今"を知ってもらうための講義です。
・えりもに生息するゼニガタアザラシとはどんな生きものか
・ゼニガタアザラシと人との関わり
・ゼニガタアザラシによる漁業被害
・漁業被害軽減を目指した取り組み(アザラシ対策)とは?
などなど...
皆さん沢山メモをとりながら聞いてくれました。
高校生のみなさんは、これまでえりもに棲むゼニガタアザラシを近くに見たことはなかったようです。
近隣にお住まいのみなさんも、ゼニガタアザラシがどんな顔か分からなかったり、どのくらいの大きさか分からないという方が多いです。
それもそのはず。ゼニガタアザラシは普段、海で泳ぐ他は岬の先に連なる岩礁にいることが多く、その様子を陸から肉眼で見ることは出来ません。
日頃から海に出る漁師さん以外、アザラシを見たことがないという方が多いのも当然です。
ここ数年でドローンでの空撮が可能になり、アザラシの様子を身近なものとして感じていただけるようになりました◎
事務所に置いているアザラシの剥製を恐る恐る触って、思いのほかフカフカの毛並みに驚いたようでした。
また、その剥製は、生後約2か月の個体(0歳)です。体長100㎝を超えるアザラシがまだ0歳ということも驚きだったようです。
地域探求学習の第2回目は、秋の定置網漁の時期。
漁から戻ったばかりの漁師さんにインタビューを予定しています!
えりもでは若い世代の漁師さんも多く、将来漁業関係を目指している生徒さんもいるかもしれません。
どんな質問が飛び出すでしょうか。今から楽しみです!