2021年5月21日
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2021年05月21日四十三山開通!
支笏洞爺国立公園 小松瑠菜
こんにちは! 洞爺湖アクティブ・レンジャーの小松 瑠菜です!
4月下旬に、洞爺湖地区パークボランティアのみなさんと一緒に、四十三山遊歩道の開通作業を実施いたしました!
開通作業では、毎年、
案内看板の清掃、倒木除去、枝払い、ゴミ拾い 等の作業を実施しています☆彡
道中、「国立公園の利用とマナー」の看板を設置していますが、経年劣化しており、
パークボランティアのみなさんが道具を持ち寄って、補強してくださいました。
毎年少なくとも年に2回、洞爺湖地区パークボランティアのみなさんと四十三山でゴミ拾いを実施していますが、
ペットボトルや缶などのごみは減りましたが、毎年必ず不法投棄と思われる大きな塩ビ管や、家庭ごみを発見します。
今年は、洞爺湖町役場さん、壮瞥町役場さんにもご協力いただき、大型ごみを回収していただきました。
そんな道中ですが、エゾリスを見つけることが出来ました・・・!
他にも、エゾシカの足跡、タヌキの溜めフンを発見したり、様々な鳥類のさえずりを耳にしたりします。
1910年の噴火から今年で111年を迎え、すっかり緑も回復し、野生動物もたくさんいる四十三山。
国立公園の利用ルールとマナーを守って、自然を楽しんでもらえると嬉しいです。
※新型コロナウイルス感染拡大防止 及び 緊急事態宣言により、
2021年5月16日(日)~2021年5月31日(月)は、四十三山を閉鎖しております。
※緊急事態宣言により、閉鎖期間が延長する可能性がございます。
※開通後は、他の登山客とエゾシカ1頭分の間隔をあけて散策してください。
こんにちは! 洞爺湖アクティブ・レンジャーの小松 瑠菜です!
先日、洞爺湖地区パークボランティアのみなさんと一緒に、有珠山で入山者の方たちに、
ルールを守って山菜採りを行ってもらうよう、パトロールを実施いたしました。
有珠山の外輪山遊歩道から内側(火口側)の区域は、国立公園の特別保護地区に指定されており、
動植物の採取は禁止されております。(落ちている枝を拾うのもNG!)
もちろん、今が旬の「山菜」の採取も外輪山遊歩道から内側(火口側)の区域では禁止となっております。
※同じく、外輪山遊歩道から内側(火口側)の区域は、災害危険区域とされており、
火山防災の観点から立ち入りが禁止されております。
また、パトロールを実施した際、登山客の方々に、国立公園のマナーブックをお渡ししました。
国立公園であること、場所によっては禁止行為があることなど、まだまだご存じない方も多いかと思います。
少しでもパークボランティア活動が国立公園や自然環境保全の普及啓発に繋がり、認知度が高まると嬉しいです。
有珠山を含め、洞爺湖エリア、登別エリア、羊蹄山エリア、支笏湖エリア、定山渓エリアなど、
様々なエリアが支笏洞爺国立公園に指定されています。
地元のみなさまも、観光で足を運んだみなさまも、ルールとマナーを守って国立公園を楽しめると良いですね。
2021年5月19日(水) 室蘭民報(朝刊)③ より
※室蘭民報さんに新聞記事の二次使用の許可を得て投稿しています。