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アクティブ・レンジャー日記 [北海道地区]

北海道地方環境事務所のアクティブ・レンジャーが、活動の様子をお伝えします。

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2021年12月 2日

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2021年12月02日礼文島でE-bikeの試乗会!

利尻礼文サロベツ国立公園 津田涼夏

みなさん、こんにちは!礼文島アクティブ・レンジャーの津田です。

10月の下旬、礼文島でE-bikeの試乗会が開催されました。

早速ですが、みなさんE-bikeをご存じですか?

私はこの試乗会があるまで、バイクのような?自転車のような?乗り心地は?スピードは?色々な想像をし、頭の中が膨らんでいました。

E-bikeは簡単に説明するとスポーツタイプの電動アシスト自転車です。

一般の電動アシスト者に比べて、アシスト力が強く坂道もラクラク登れるため、長距離走行にも向いている自転車です。ヨーロッパでは人気があり、大流行しているようです。


今回、礼文島で行われた試乗会ですが、9月に利尻島でも試乗会が行われています。

国立公園の魅力の向上や、島での二次交通の補完を目的として、地域の役場の方、自転車を取り扱っているガイドの方、ホテルの従業員の方等の幅広い年代の方が参加されました。

礼文島内のモデルコースとしては、ショートコース2つ、ロングコース1つをE-bikeで走行しました。

①北部の岬めぐりコース(ショートコース)

久種湖キャンプ場から出発し、スコトン岬、スカイ岬をめぐりました。

②礼文林道コース・桃岩展望台コース(ショートコース)

礼文林道コースは塗装されていなく、凸凹した道を進んで行きます。

桃岩展望台コースまでの道は傾斜があるものの息を切らすことなく走行できました。

※普段、礼文林道コースは自転車等で走行することはできませんのでご注意下さい。


③礼文島を縦断するコース(ロングコース)

香深港を出発し、香深村、香深井村を抜け、一気に船泊スコトン岬を目指しました。約60kmの道のりでした。

また、 「E-bike」と一言で言っても、多くのタイプがあるようです。タイヤが大きいものだったり、女性が乗りやすいタイプだったり、電動アシストのパワーが強いものだったりがあります。私はこちらの3台のE-bikeを試乗しました。

    女性が乗りやすいタイプ         電動アシストのパワーが強いタイプ

全ての試乗会が終わった後に、緑色のE-bike(写真左)はタイヤが大きく且つ電動アシストパワーが強く、この日一番乗りやすい機種だったことを伝えられ驚きました。

今回初めてE-bikeを体験し、E-bikeの凄さと礼文島で試乗会を行ったからこそ感じれることがありました。

・軽くこぐだけでも電動アシストのパワーを感じますが特に登り坂(桃岩展望台コースまでの道、江戸屋山道)や、最初の乗り始めの一歩が誰かに背中を押されたような感覚になり、一番電動アシストのパワーを感じることができたこと。

・自分自身が時速何kmで走行しているのかも分かるスピードメーターが付いていて、坂道だと30~40km/hほどのスピードで走行し、風と一体になれたこと。

・60kmの道のりで長時間走行しても息切れしないこと。

・何より、いつも何気なくみている景色なのに、E-bikeで走ることによっていつもと違う景色を見ているような感覚になれたこと。

今回の試乗会は多くの方にご協力をいただきました。

ありがとうございました。

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