報道発表資料
2016年10月31日
- 結果報告
釧路総合振興局管内におけるシマフクロウの放鳥について(お知らせ)
シマフクロウは現在では北海道の道東を中心に約140羽のみが生息している絶滅危惧種で、農林水産省及び環境省により「シマフクロウ保護増殖事業計画(平成5年11月)」が策定され保護が図られています。 この度、シマフクロウ保護増殖事業の一環として、シマフクロウの生息地の拡大・充実を図るための野外つがいの形成及び分散を目的として、釧路湿原野生生物保護センターで保護飼育していた2個体(つがい)を放鳥しましたのでお知らせします。
平成28年10月31日
環境省 北海道地方環境事務所
所長:德丸 久衞
野生生物課長:田口 和哉
野生生物課課長補佐:平井 和登
環境省 釧路自然環境事務所
所長:安田 直人
野生生物企画官:藤井 好太郎
野生生物課自然保護官:福地 壮太
記
1.放鳥日時
平成28年10月10日(月)16時頃
2.放鳥場所
釧路総合振興局管内
※生息地保護のため具体的な地名は公表いたしません。
3.その他
シマフクロウは警戒心が強く、大変デリケートなため、人の入り込みはシマフクロウの行動に大きな影響を与えるおそれがあります。生息地の特定や現地への立ち入りをご遠慮頂きますよう、ご理解、ご協力をお願いします。
参考
シマフクロウ放鳥手順(平成26年3月 環境省北海道地方環境事務所)
http://hokkaido..env.go.jp/pre_2014/0320a.html
添付資料
- ■ 問い合わせ先
- 環境省 釧路自然環境事務所
野生生物課自然保護官:福地 壮太
電話(0154)32-7500
FAX(0154)32-7575