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釧路自然環境事務所

報道発表資料

2021年04月30日
  • その他

知床世界自然遺産地域(知床岬)におけるエゾシカの捕獲事業について

 環境省では、増えすぎたエゾシカによる生態系や景観への甚大な影響を防ぐため、平成19(2007)年より知床世界自然遺産地域(以下、遺産地域という。)内でエゾシカの捕獲事業を継続して実施しています。 遺産地域の内、特に集中的な管理を行う必要のある知床岬地区において、今年度も銃器を用いたエゾシカの捕獲事業を実施します。また、今年度は新たな取組として知床岬(斜里町側)の森林内の一部で、捕獲したエゾシカの残置試験をあわせて実施します。 安全のため、残置試験の実施場所には近づかないようご協力をお願い致します。

1.実施者

環境省釧路自然環境事務所

(事業受託者)公益財団法人 知床財団

2.事業期間

令和3年5月10日~6月中(予定)

※銃器を用いた捕獲は5月の間のみ・残置試験は5月から6月中を予定しています。

※5月中に捕獲したエゾシカの一部は、試験的に森林内に残置し、消失までの過程を自動撮影カメラ等によりモニタリングします。

3.事業方法

銃器を用いた捕獲及び捕獲したエゾシカの一部残置試験

※この事業は、地域との協議や有識者の助言も踏まえ、北海道が認定した事業者が、「北海道指定管理鳥獣捕獲等事業実施計画」に基づき実施します。

○事業区域:知床岬地区(下図参考)

添付資料

■ 問い合わせ先
環境省釧路自然環境事務所
国立公園課 担当:伊藤、佐々木
TEL:0154-32-7500
知床財団(受託事業者)
担当:石名坂、葛西
TEL:0152-24-2775