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釧路自然環境事務所

報道発表資料

2026年06月17日
  • 報道発表

【結果報告】令和7年度第3回「自然共生サイト」 認定証授与式を開催しました

 環境省では、「民間の取組等によって生物多様性の保全が図られている区域」を「自然共生サイト」に認定する仕組みを令和5年度から開始し、さらに令和7年4月には、自然共生サイトを法制化した「地域生物多様性増進法」が施行されました。
 この度、本法に基づく3回目の認定として、釧路自然環境事務所管内に位置する3か所が自然共生サイトとして認定されたことを受け、令和7年度第3回「自然共生サイト」認定証の授与式を執り行いました。
 なお、釧路自然環境事務所管内では前制度で認定された2か所、本法に基づき1回目に認定された1か所(新規1か所)、今回認定された3か所(前制度からの移行1か所及び新規2か所)の合計5か所、道内全体では合計33か所の「自然共生サイト」が認定されています。

1.今回認定された3か所の自然共生サイト

 
No. 計画名 サイト名 申請者 所在地 活動の類型※1 移行・新規※2
ピリカネップの森増進活動計画 ピリカネップの森 株式会社猛禽類医学研究所 釧路市 維持 新規
デンソー網⾛テストセンター保全活動実施計画 デンソー網⾛テストセンター 株式会社デンソー 網走市 維持 移行
ワタミ美幌峠牧場 ⾃然共⽣活動計画 ワタミ美幌峠牧場 ワタミ株式会社 美幌町 維持 新規
※1:増進活動実施計画には、生物多様性の「維持」、「回復」、「創出」の3つの活動タイプがあり、認定された計画の活動タイプを記載。
維持:既に⽣物多様性が豊かな場所を維持する活動
回復:管理放棄地などにおける ⽣物多様性を回復する活動
創出:開発跡地などにおける⽣物多様性を創出する活動
※2:従前制度で認定を受けたサイトのうち、本法に基づき移行申請し認定されたものを「移行」、法制化後に初めて認定されたものを「新規」と記載。

(1)自然共生サイト「ピリカネップの森」認定証授与式(令和8年4月28日(火)開催)
(左から)猛禽類医学研究所 渡邊 様、釧路市 鶴間 市長、猛禽類医学研究所 齊藤 様、釧路自然環境事務所 岡野所長、北海道釧路総合振興局 東 副局長
(2)自然共生サイト「デンソー網走テストセンター」認定証授与式(令和8年5月8日(金)開催)
(左から)北海道オホーツク総合振興局 大浦 局長、釧路自然環境自事務所 岡野所長、株式会社デンソー/株式会社デンソー網走テストセンター 竹村 様、網走市 水谷市長
(3)自然共生サイト「ワタミ美幌峠牧場」認定証授与式(令和8年6月12日(金)開催)
(左から)北海道オホーツク総合振興局 濱田 くらし・子育て担当部長、有限会社ワタミファーム 岡田 様、同 福村 様、釧路自然環境事務所 岡野所長、有限会社ワタミファーム 萩野 様、美幌町 矢萩 副町長

2.自然共生サイト及び増進活動実施計画等について

 ネイチャーポジティブの実現に向けた取組の一つとして、環境省では、企業の森や里地里山、都市の緑地など「民間の取組等によって生物多様性の保全が図られている区域」を「自然共生サイト」として認定することを令和5年度に開始しました。
 さらに、ネイチャーポジティブに向けた民間等の活動を更に促進するため、令和7年4月に自然共生サイトを法制化した「地域生物多様性増進法」が施行されました。本法に基づいて、企業やNPO等が作成・実施する「増進活動実施計画」や、市町村が取りまとめ役として地域の多様な主体と連携して行う「連携増進活動実施計画」が、主務大臣(環境大臣、農林水産大臣及び国土交通大臣)により認定されます。認定した増進活動実施計画及び連携増進活動実施の実施区域が、本法に基づく「自然共生サイト」となります。
 また、ネイチャーポジティブの実現に向けては、自然共生サイトのような生物多様性が豊かな場所を維持していくことに加えて、生物多様性が損失している場所において生物多様性の回復や創出を図ることも重要です。そのため、本法においては、①既に生物多様性が豊かな場所を維持する活動(維持タイプ)、②管理放棄地などにおける生物多様性を回復する活動(回復タイプ)、③開発跡地などにおける生物多様性を創出する活動(創出タイプ)を対象としました。
 なお、法施行に伴い自然共生サイトの認定等に関する事務は独立行政法人環境再生保全機構(ERCA)が行っています。

【全国の増進活動実施計画及び連携増進活動実施計画 認定結果(令和7年度第3回)について】
 有識者審査を経て、この度、全国で101か所の「増進活動実施計画」(うち維持タイプ92か所、回復タイプ4か所、創出タイプ5か所)及び7か所の「連携増進活動実施計画」(うち維持タイプ6か所、回復タイプ1か所)について、主務大臣により認定されました。
 なお、維持タイプとして認定を受けた場合には、今後、自然共生サイトのうち保護地域との重複を除いた区域を、OECM(Other Effective area-based Conservation Measures:保護地域以外で生物多様性保全に資する区域)として、国際データベースに登録することを予定しています。回復・創出タイプとして認定を受けた場合は、認定後における回復・創出活動の継続の結果、生物多様性の状態が豊かになった時点(生物多様性の価値基準に合致する時点)でOECMとして登録することを予定しています。直近の国際データベースへの登録についてはこちらを御参照ください。
 〇自然共生サイト等の国際的なデータベースへの登録について

お問い合わせ先

環境省
 釧路自然環境事務所 地域生物多様性増進室
  TEL :0154-32-7500
  担当:君島、沼澤
※お問い合わせは担当まで