北海道地方環境事務所

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北海道地方環境事務所TOPICS>2005年度

収容中のシマフクロウの死亡について

2005.08.12 釧路自然保護官事務所

環境省自然環境局
東北海道地区自然保護事務所
所長 星野 一昭
担当:釧路支所 西野 雄一
TEL:0154-56-2345

平成14年4月19日に十勝支庁管内で保護され、釧路湿原野生生物保護センター(WLC)に収容中であったシマフクロウ(オス、6歳)が平成17年8月6日に死亡したのでお知らせします。

当該個体の経緯

平成11年5月26日
十勝支庁管内で標識装着。
平成14年4月19日
十勝支庁管内の林道で負傷しているところを保護された。右足、右翼の損傷が激しく、切断処置が行われ、一命はとりとめたが、野生復帰は不可能な状態で、WLCで飼育を継続していた。
平成17年8月6日
午前10時30分にWLCケージ内で死亡しているのを確認。
なお、同日午前6時の時点では異常がなかったことを確認している。

死因について

平成17年8月6日に死因究明のための解剖を行った。
その結果、直接死因に結びつく外傷、病変は肉眼では確認できず、また、窒息、誤嚥の可能性は否定された。
さらに、直前まで食欲があり、朝に採餌した魚が正常に消化されていたことから消化器系の疾患も考えにくい。
しかし、各臓器の鬱血が重度であり、循環器系の失調により死に至った可能性が高い。
今後、詳細な検査を実施予定である。

※ WLCケージの写真撮影等を希望される方は上記担当者までご連絡下さい。