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北海道地方環境事務所TOPICS>2005年度

【開催報告】利尻礼文サロベツ国立公園サロベツ地域におけるタンチョウの繁殖

2005.08.12 西北海道地区自然保護事務所

環境省では、利尻礼文サロベツ国立公園サロベツ地域で農林水産省・国土交通省と連携して「サロベツ自然再生事業」を実施しています。
この事業の一環として環境省が5月20日に実施した、ヘリコプターによるタンチョウ営巣確認調査において、今シーズンもタンチョウが営巣し抱卵していることが確認されたのでお知らせします。
サロベツ地域でのタンチョウの繁殖は、少なくとも過去約百年間では、道東地域(網走支庁、十勝支庁、釧路支庁、根室支庁管内)以外での我が国で初めての記録として、昨年確認されたものです。昨年は育雛途中で雛が死亡したと思われるため、今年は子育てまで成功することを期待しています。

1.確認日時

平成17年5月20日 午前10時頃

2.確認場所

(タンチョウが無事卵を孵化させ子育てにも成功することを期するため、詳細な場所の公表は差し控えさせていただきます)

3.確認状況

昨年営巣した箇所(古巣)から約20mほどしか離れていない地点で、タンチョウの親鳥1羽が湿原内にヨシを積み重ねて作った巣の上に座っているのを確認。

4.調査実施者

正富宏之(専修大学北海道短期大学名誉教授)
正富欣之(北海道大学大学院地球環境科学研究科)
富士元寿彦(国指定サロベツ鳥獣保護区管理員)
その他、調査会社及び環境省稚内自然保護官

5.今後の期待

孵化等の時期を正確に予想するのは難しいが、5月はじめから親鳥が1羽のみで観察されていることから、その頃に抱卵が始まったと仮定すると、順調にいけば今月末または来月初旬には孵化すると予想される。

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