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【お知らせ】知床五湖利用コントロール導入実験に向けたガイド研修の実施について
2009.05.11 釧路自然環境事務所
「知床五湖利用のあり方協議会」では、平成22年度から知床五湖の地上歩道について、ヒグマ活動期(5月〜7月)は認定ガイドの引率するグループのみの利用とする方針であり、その導入に向けた実験を6 月23 日〜25 日(3 日間)に実施する予定です。導入実験に先立ち、実験に参加するガイドの研修を5月12日、13日に実施します。
1 導入実験の目的:
知床五湖地区では、春から夏を中心にヒグマが頻繁に出没することによる遊歩道の閉鎖が多く、安定的な利用が困難になっている他、夏から秋にかけては過剰利用による植生の荒廃等が問題となっている。
これらの問題を解決するため、環境省、北海道及び斜里町では、関係行政機関及び関係団体等からなる「知床五湖の利用のあり方協議会」を設置し、利用のあり方について検討している。本協議会では、地上歩道の利用については、ヒグマの出没状況、植生の状況、利用者数等を勘案して、[1]ヒグマ活動期、[2]植生保護期、[3]自由利用期の3つの期間に区分して、それぞれに期間におけるヒグマ、植生等に配慮した対応を行うこととし、平成22年度から利用の調整を実施することとしている。
今年度は、事前に研修を受講し、認定を受けたガイドが一般の利用者を引率する利用コントロールの実験を6月23〜25日に行い、この結果の評価を行い、制度の運用上の課題を明らかにすることを目的としている。今回は、この導入実験の一環として、ガイドを対象とした研修を次の内容により行う。
なお、6月に実施する導入実験の内容については、後日、改めてお知らせする。
2 主催:
知床五湖の利用のあり方協議会
3 研修の内容:
[1] 日時
- 研修(1)(知床五湖におけるヒグマ対処法の研修)
- ・・ 5月12 日、 13 日
- 研修(2)(研修(1)で習得された知識・実技の確認)
- ・・ 5月20 日、 21 日、 27 日、 28 日
- 研修 (3) (無線連絡などの連携体制の確認)
- ・・ 6月3 日、4 日
※各ガイドが、研修(1)〜(3)の3つの研修を1日ずつ計3日の研修を受ける形になります。
[2] 研修の場所
講義:知床鳥獣保護区管理センター 2階会議室
(〒099-4356 北海道斜里郡斜里町岩尾別531番地)
実習:知床五湖周辺
[3] 研修の参加者
知床五湖を中心に活動するガイド27名
[4] 研修(1)の内容
午前(8:30〜12:30):講義
- 知床五湖におけるヒグマの現状
- ヒグマの生態・行動特性について
- 危険な遭遇を回避するための対処法
- 五湖における平常時の安全管理
- 五湖における緊急時の情勢判断と安全管理
等
午後(13:30〜17:00):実技
- 危険な遭遇を回避するための対処法
- 遭遇時の危機回避について
- ヒグマの痕跡の見分け方
等
*午後のスケジュールは、午前中の進捗状況によって変更する可能性があります。
4 研修(1)の取材について
研修(1)の取材については、次の時間帯について可能です。
[1] 講義:5月12日の8時30分から9時までの間
[2] 実習:取材はできません(ただし、知床五湖駐車場広場から遊歩道に入る際及び出てきた際の撮影は可能)
※これら以外の時間帯及び、知床五湖遊歩道内での取材は、研修の効果及び安全性の確保の観点からご遠慮ください。
※研修(2)以降の研修及び6月の導入実験の取材については、別途ご連絡します。
5 その他
協議会の概要、構成員、会議資料、議事録等が、知床データセンター(http://dc.shiretoko-whc.com/)に掲示されていますので、ご参照ください。
問い合わせ先
環境省ウトロ自然保護官事務所
首席自然保護管官:高橋啓介
TEL:0152-24-2297
FAX:0152-24-3646