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【お知らせ】知床世界遺産ルサフィールドハウス開館記念式典の開催について
2009.05.27 釧路自然環境事務所
環境省では、北海道羅臼町ルサ地区において、知床世界遺産ルサフィールドハウス(別添資料参照)の開館記念式典を6月6日(土)の14時00分より行います。
また、16時30分より、北海道大学大学院水産科学研究院の教授であり、知床世界自然遺産地域科学委員会の海域ワーキンググループ座長である桜井泰憲教授による開館記念講演「知床世界自然遺産海域の生態系の保全と持続的漁業」を開催します。記念講演はどなたでもご参加いただけます。
1 知床世界遺産ルサフィールドハウス開館記念式典の概要
(1)日時
平成21年6月6日(土)14時〜17時30分
(2)場所
- 開館式・記念植樹・館内内覧
北海道目梨郡羅臼町北浜8番地
知床世界遺産ルサフィールドハウス - 開館記念講演
北海道目梨郡羅臼町湯ノ沢町6-27
羅臼ビジターセンター
(3)受付
北海道目梨郡羅臼町湯ノ沢町6-27
羅臼ビジターセンター
(4)次第(時間は予定)
- 受付開始
- 12時30分
- (会場へバスで移動)
- [1] 開館式
- 14時〜14時40分
- [2] 記念植樹
- 14時50分〜15時
- [3] 館内内覧
- 15時〜15時20分
- (会場へバスで移動)
- [4] 開館記念講演
- 16時30分〜17時30分
(5)内容
[1] 開館式(参加者:招待者及び関係者等、場所:ルサフィールドハウス)
- 環境省挨拶、来賓ご祝辞
- 施設概要説明、センター職員紹介
[2] 記念植樹(参加者:招待者及び関係者、場所:ルサフィールドハウス)
[3] 館内内覧(参加者:招待者及び関係者、場所:ルサフィールドハウス)
[4] 開館記念講演(一般公開、場所:羅臼ビジターセンター)
- 桜井泰憲教授(北海道大学大学院水産科学研究院教授)による講演
テーマ「知床世界自然遺産海域の生態系の保全と持続的漁業
講演概要
知床周辺海域は、世界の亜寒帯海洋生態系の中でも生産力も高く、生物多様性が豊かな「ホットスポット」とも言えます。近年、オホーツク海の季節海氷(流氷)の減少は、地球温暖化の兆しと心配されています。では、今、何が起きているのでしょうか。そして、今後どのようになるのでしょうか。北半球と北東アジア全体の気象と海況の変化と、知床で起きている海の現象は関係があるのでしょうか。幸い、昨年から日本・ロシアの研究者交流も活発となり、オホーツク海と近接する海洋環境と海洋生態系の保全に関する協力関係が生まれつつあります。 本講演では、日本とロシアの最新の研究をもとに、知床の海で何が起きつつあるのか、主要な漁業資源の予測を含めて紹介します。
- ※
- 記念講演は、一般公開(無料)です。参加ご希望の方は、当日16時30分までに羅臼ビジターセンターまでお越しください。ただし、席には限りがありますので、あらかじめご了承ください。
2 開館記念式典の取材について
- 上記の行事は全て取材可能ですが、スペースの都合上、事前申し込みとさせていただきます。
- 取材ご希望の方は、6月3日(水)15時までに、ファクシミリにより、次の情報を添えてお申し込みください。
- ルサフィールドハウスに専用駐車場をご用意致しますので、13時45分までにルサフィールドハウスにお越しください。(一般参加者は羅臼ビジターセンター集合となります)
- 開館記念式典への参加者等への個別取材については、記念植樹終了後から館内内覧終了時まで、又は記念講演終了後とさせていただきます。
お知らせいただきたい事項
社名、氏名(代表者)、人数(開館記念式典のみ)、カメラ(ビデオ、スチール)の有無、車両台数、連絡先(電話番号、ファックス番号)
申込先
釧路自然環境事務所(担当:三宅)
FAX:0154―32−7575