北海道地方環境事務所

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報道発表資料

北海道地方環境事務所報道発表資料>2008年度

【通知】支笏洞爺国立公園長距離自然歩道「火山回道」の整備について(お知らせ)

2008.6.13 北海道地方環境事務所

 北海道地方環境事務所では、G8北海道洞爺湖サミットの開催を契機に支笏洞爺国立公園を訪れる国内外の来訪者に、洞爺湖周辺の火山の魅力等を満喫いただく場所として北海道自然歩道の一部である「火山回道」(通称:四十三山(よそみやま)コース)約2.5kmを整備しました(別添資料)。
 この歩道は、1910(明治43)年に噴火した四十三山とその周辺が約100年を経て森林となっている様子や、今なお活動を続ける噴気口などを観察することができます。
 また、歩道の完成を記念して、6月15日(日)に胆振支庁と共催で自然学習会を実施しますので併せてお知らせいたします。

 北海道地方環境事務所では、G8北海道洞爺湖サミットの開催に合わせ、当初今秋整備予定であった北海道自然歩道「火山回道」(通称:四十三山(よそみやま)コース)約2.5kmの整備を前倒しして実施しました。
 「四十三山コース」は、1910(明治43)年に噴火した四十三山とその周辺の自然環境が約100年を経てどのように再生してきているのか、目の当たりに観察できる歩道です。
 また、山頂部には展望台を設置しており、木々の間から洞爺湖中島や外輪山、遠く羊蹄山も眺めることが出来ます。洞爺湖温泉街に近く、延長約2.5kmと約1時間30分ほどの行程で利用できることから、多くの利用者に利用されることを期待しているところです。
 なお、歩道の完成を記念して、6月15日(日)に胆振支庁と共催で自然学習会を実施します(※)ので併せてお知らせいたします。取材については、当日現地にお越しください。
※既に参加者の募集は終了しています。

(施設の概要)

総事業費
76,000千円
事業主体
北海道地方環境事務所(北海道環境生活部へ施行委任)
工事期間
平成20年3月~平成20年6月
施設概要
延長2.45km、展望台、総合案内板2基 解説版6基 誘導標13基
※ なお、解説標識については、洞爺湖周辺地域エコミュージアム推進協議会や学識経験者の協力をいただき、作成しています。

(参考)
 長距離自然歩道は、国土を縦断、横断又は循環し、多くの人々が四季を通じて手軽に楽しくかつ安全に国土の優れた風景地等を歩くことにより、沿線の豊かな自然環境や自然景観、さらには歴史や文化に触れ、国土や風土を再認識し、併せて自然保護に対する意識を高めることを目的としている歩道であり、これまで昭和45年度の東海自然歩道以降、九州、中国、四国、首都圏、東北、中部北陸、近畿と順次整備を進めてきており、全国で9番目の路線となる北海道自然歩道については、平成15年度に路線を決定がなされ、現在部分的に整備を行っているところです。

別添資料

連絡先

北海道地方環境事務所
所長:浅野 能昭
国立公園・保全整備課長:宇賀神知則
課長補佐: 杉本 頼優
電話:011-251-8703