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北海道地方環境事務所

ゼニガタアザラシの保護管理

ゼニガタアザラシとは

ゼニガタアザラシは、北海道の東部沿岸から襟裳岬にかけて分布し、同じ岩礁を周年利用する定着性の高いアザラシです。かつては肉や毛皮を利用するための乱獲や、沿岸の護岸整備等による生息環境の悪化に伴って生息数が減少し、絶滅危惧種になっていましたが、これまでの保護の努力により個体数が回復し、環境省のレッドリスト検討会における絶滅の危険度の再評価を経て、2015年9月に絶滅危惧種から外れました。

一方、数が増えてきたことにより、漁業被害が深刻化しています。このため、被害防除手法の開発や個体群管理手法の確立により、えりも地域におけるゼニガタアザラシ個体群と沿岸漁業を含めた地域社会との将来にわたる共存を図る取組を行っています。
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ゼニガタアザラシ

えりも地域ゼニガタアザラシ保護管理協議会(平成27年度~)

ゼニガタアザラシ科学委員会(平成26年度~)

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