報道発表資料

2015年07月07日

(お知らせ)平成27年度シマフクロウ標識調査の実施結果について

平成27年7月7日(火)

環境省北海道地方環境事務所

所長: 德丸 久衞

野生生物課長: 小口 陽介

野生生物課課長補佐: 平井 和登


環境省釧路自然環境事務所

所長: 西山 理行

野生生物課課長: 藤井 好太郎

野生生物課自然保護官: 福地 壮太(担当)

電話(0154)32-7500 FAX(0154)32-7575

 シマフクロウは現在では北海道の道東を中心に約140羽のみが生息している絶滅危惧種であり、国により「シマフクロウ保護増殖事業計画(平成5年11月26日策定)」が策定され保護が図られています。環境省では、保護増殖事業の一環として毎年春に標識調査を行い、個体識別、性別、来歴等の個体情報の収集、繁殖状況の把握等を行っています。

 今年度の調査を実施した結果、20巣で25羽のヒナに標識を装着しましたのでお知らせします。標識個体数の合計値としては例年並みの数字になります。なお、累積標識個体数は475羽です。

 

 

1.調査目的
保護増殖事業の一環として、シマフクロウのヒナに標識を装着し、個体識別、性別、来歴等の個体情報の収集、繁殖状況の把握等を行っています。この調査を行うことで、シマフクロウの繁殖状況、移動分散、寿命などの重要な生態情報を得ることができます。
2.調査期間
平成27年5月18日~6月19日
3.結果概要
保護増殖事業の一環として設置している巣箱を中心に調査し(一部天然木も含む)、20巣において計25羽のヒナに標識を装着しました。
各地域ごとの内訳は下表の通りです。
(生息地保全のため位置の詳細は公表しておりません)

 

表 平成27年度シマフクロウ標識調査結果

 

地域

標識ヒナ数(巣数)

根室

13(11)

オホーツク

4(3)

釧路

4(3)

十勝

2(1)

日高

1(1)

上川

1(1)

合計

25(20)

 
(参考)これまでの実績

 1985年に標識調査を開始して以降、合計475羽に標識を装着しました。また、1986年以降に傷病等により保護収容した個体(標識調査時のヒナを除く)の約7割が標識付きとなっており、個体の移動分散状況や年齢の把握等に係る重要なデータが得られています。

 過去5年間の標識ヒナ数は以下の通りです。

 

2011年
22羽
2012年
23羽
2013年
22羽
2014年
28羽
2015年
25羽

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