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北海道地方環境事務所

12月は大気汚染防止月間です

2014年12月01日

12月は大気汚染防止月間です

環境省 北海道地方環境事務所

冬は、事業所や家庭の暖房の使用、自動車交通量の増加、特有の気象条件などにより、大気中では、大気汚染物質である窒素酸化物 (NOx)の濃度が高くなります。
このため、部屋の暖房の設定温度を低めにする、アイドリングストップなど、環境にやさしい運転を実行するなどして大気汚染の防止に心がけましょう。

NOxは、モノが燃えるときに空気中の窒素が酸素と反応してできる物質なので、私たちが日常生活で自動車や暖房器具を使用したときに必ず発生します。

北海道では、12月にもなると、事業所や家庭では暖房が欠かせません。また、年末は繁忙期で、自動車の交通量が増えます。

このように、冬期は暖房器具や自動車の使用に伴い、排出されるNOxが増え、さらに、冬特有の気象現象により、地表付近の空気は上空で拡散されにくくなり、この結果、NOxなどの大気汚染物質が滞留しやすくなります。
大気汚染の要因には、私たちの日常生活と大きなつながりがあります。

12月は大気汚染防止月間です。
この機会にきれいな空をまもることの大切さを考え、日常生活の行動を見直しましょう。

暖房は適切な温度の設定に努め、重ね着等の工夫(ウォームビズ)をしましょう
アイドリング・ストップやエコドライブを実践しましょう
マイカーの使用はできるだけ控え、公共交通機関を利用しましょう
大気汚染の防止について考えてみましょう

【参考】

【お問い合わせ先】

環境対策課
TEL:011-299-1952