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北海道地方環境事務所

(お知らせ)マルハナバチのシンポジウムの開催について

【開催案内】マルハナバチを調べて大雪山の豊かな自然を守ろう~花粉の運び手が教えてくれること~
北海道内の外来生物対策の一環として、マルハナバチのシンポジウムを行います。

マルハナバチは、生態系の中で送粉者としての役割を持つ身近な昆虫で、名前の通りコロコロした姿が特徴的です。
このうち、外来生物法に基づく特定外来生物のセイヨウオオマルハナバチがいます。
セイヨウオオマルハナバチは農業利用として移入されたハチで、現在も道内で広く利用されています。
しかし、農業ハウスから逃げ出してしまったセイヨウオオマルハナバチが野外に定着し、道内136市町村まで分布を広げ、在来のマルハナバチとの競合や植物の種子繁殖への影響が危惧されています。
特に、高山帯の自然への影響が懸念され、大雪山国立公園では約20年に渡ってセイヨウオオマルハナバチのモニタリングが行われています。
北海道の豊かな自然を守るためには、より多くの皆さんに御協力いただくことが必要不可欠です。
本シンポジウムに御参加いただき、マルハナバチのことを知っていただけますと幸いです。

開催概要

【日時】令和7年11月29日(土)14:00~16:30
【場所】JA上川ビル大会議室(旭川市宮下通4丁目2-5、JR旭川駅から徒歩8分)
【参加費】無料
【定員】100名(要申込み・定員に達した時点で締め切り)
【申込みフォーム】https://arcg.is/1iaDGe5

(開催案内チラシ)マルハナバチを調べて大雪山の豊かな自然を守ろう

基調講演

・「マルハナバチの生態とその魅力~だれでも観察できる~」 丹羽 真一((株)さっぽろ自然調査館)

話題提供

・「上川管内のセイヨウオオマルハナバチ防除の取組」 高橋 克己(北海道上川総合振興局保健環境部)
・「大雪山パークボランティアによるマルハナバチ調査活動」 渡邉 あゆみ(環境省大雪山国立公園管理事務所東川管理官事務所)
・「スマホで収集するマルハナバチの観察情報」 福田 潤(NPO法人EnVision環境保全事務所)
・パネルディスカッション

申し込みに関するお問い合わせ

NPO法人EnVision環境保全事務所(担当:⾧谷川・更科)
メール:invasive@env.gr.jp

お問い合わせ先

環境省 北海道地方環境事務所 野生生物課
電話:011-299-1954
メール:HOKKAIDO-YASEI@env.go.jp