報道発表資料
- 報道発表
【開催中止】大雪山国立公園ビジョン策定・大雪山国立公園連絡協議会改組記念シンポジウム「みんなでつくる、世界を魅了する大雪山国立公園」の開催について
大雪山国立公園連絡協議会及び環境省では、大雪山国立公園ビジョン策定・大雪山国立公園連絡協議会改組記念シンポジウム「みんなでつくる、世界を魅了する大雪山国立公園」を令和2年3月16日(月)に下記のとおり開催いたします。 このシンポジウムは、大雪山国立公園連絡協議会に民間団体が新たに参画し、行政と協働する体制に生まれかわること、大雪山国立公園の目指す姿として「大雪山国立公園ビジョン」が策定されること(いずれも3月16日予定)を受けて、ビジョンを実現し、世界を魅了する大雪山国立公園をつくっていくためにひとりひとりができることを考える契機とするものです。
【開催中止のお知らせ】
○国内における新型コロナウイルス感染状況を踏まえ、感染拡大防止の観点から、令和2年3月16日(月)に予定していた標記のシンポジウムの開催を中止することといたしました。
○参加を予定していた皆様には大変御迷惑をお掛けいたしますが、何卒御理解の程、よろしくお願いいたします。
1.目的
大雪山国立公園は、近年の自然的・社会的環境の変化を受け、山岳地域の荒廃や利用拠点の低迷など、多くの課題を抱えています。これらの課題を解決するためには、民間と行政が連携・協働し、大雪山国立公園の価値を守り、活かし、つなげる(発信する)ことが必要です。
そのため、大雪山国立公園の管理運営を担う「大雪山国立公園連絡協議会」(環境省、北海道、大雪山国立公園関係10市町)に、民間団体(観光協会、交通事業者、自然保護団体、研究者)、他の関係行政機関を新たに加え、民間と行政が連携、協働して国立公園の管理運営にあたる体制へ改組することとしました(※)。
あわせて、大雪山国立公園が目指すべき将来像を示した「大雪山国立公園ビジョン~まもり、活かし、つなげよう みんなでつくる、世界を魅了する大雪山国立公園~」を策定し、ビジョンを実現するための取組を進めていくことになります。(※)
そこで、改組及びビジョンの策定を広く周知するとともに、大雪山国立公園ビジョンが大雪山国立公園に関わるすべての人々の共通目標として認識され、ひとりひとりがビジョンを実現し、世界を魅了する大雪山国立公園をつくっていくためにできることを考える契機とするため、シンポジウムを開催します。
(※)令和2年3月16日の午前中に開催される大雪山国立公園連絡協議会総会で決定予定。
2.概要
日時:令和2年3月16日(月)13:00~16:00
場所:かみんぐホール(北海道上川郡上川町北町114番地1)
主催:大雪山国立公園連絡協議会、環境省北海道地方環境事務所
参加費等:参加費無料、要事前申込(定員:180名)
(1)開会挨拶
大雪山国立公園連絡協議会会長(上川町長)
(2)趣旨説明
「大雪山国立公園連絡協議会の改組と大雪山国立公園ビジョンについて」
(環境省上川自然保護官事務所 首席自然保護官 桝 厚生)
(3)講演
「大雪山国立公園が世界を魅了するために」
(北星学園大学文学部英文学科 専任講師 ロバート・トムソン氏)
(4)交流会(30分)
大雪山国立公園ビジョンの実現を目指す各団体による、活動や事業についてのブース展示、地域の物産品や地元食材を使った飲食物の販売を実施。
(5)パネルディスカッション
「みんなで、まもり、つくる新しい時代の大雪山国立公園―民間参画、協力金・ボランティア、公園管理団体・・・、未来のためにあらゆる手法と可能性を探る―」
〇コーディネーター 北海道大学大学院農学研究院 准教授 愛甲 哲也 氏
〇パ ネ リ ス ト 北星学園大学文学部英文学科
専任講師 ロバート・トムソン 氏
株式会社 りんゆう観光 代表取締役社長 植田 拓史 氏
一般社団法人 大雪山・山守隊 代表理事 岡崎 哲三 氏
屋久島町 観光まちづくり課 統括係長 木原 幸治 氏
環境省上川自然保護官事務所 首席自然保護官 桝 厚生
(6)閉会
北海道地方環境事務所長
3.申込方法
令和2年3月11日(水)までにメール、FAX又は電話により、申込者の①氏名、②所属、③連絡先を、以下のとおり、記載・送付又はお知らせください。
○メールの場合:RO-KAMIKAWA@env.go.jp
○FAXの場合:上川自然保護官事務所(FAX:01658-2-2681、チラシ裏面をご利用ください。)
○電話の場合:以下のいずれかへお知らせください(※受付時間8:30~17:15。出張等で不在の場合は、メール又はFAXでお願いします。)。
上川自然保護官事務所(TEL:01658-2-2574)
東川自然保護官事務所(TEL:0166-82-2527)
上士幌自然保護官事務所(TEL:01564-2-3337)
4.参考事項
○大雪山国立公園連絡協議会について
・平成5年に設立。大雪山国立公園の管理運営に携わる環境省、北海道、大雪山国立公園関係10市町(富良野市、上川町、東川町、美瑛町、上富良野町、南富良野町、士幌町、上士幌町、鹿追町、新得町)から成り、これまで、情報交換、連絡調整、管理事業を実施。
・令和2年3月16日改組され(予定)、他の関係行政機関(森林管理署、北海道開発局、北海道運輸局)、民間団体(観光協会、交通事業者、自然保護団体、研究者)を加え、民間と行政が連携、協働して国立公園を管理運営する体制(協働型管理運営体制)となる予定。
・次年度以降、大雪山国立公園ビジョンを包含する国立公園の管理運営にかかる実行計画にあたる「大雪山国立公園管理運営計画」を策定し、構成員がそれぞれビジョンの実現に向けた取組を進めていく他、利用者が参加する国立公園のあり方(協力金、ボランティア等)についても議論していく予定。
○大雪山国立公園ビジョンの内容について
・民間と行政が協働して大雪山国立公園を管理運営し、「大雪山の自然環境が守られ、より豊かになった国立公園」、「魅力を活かし、質の高い利用体験ができる国立公園」、「つながっていく国立公園」を将来の目指す姿として、これらの実現に向けて取組を進めるものです。
添付資料
- ■ 問い合わせ先
- 環境省北海道地方環境事務所
(大雪山国立公園連絡協議会 事務局)
上川自然保護官事務所
首席自然保護官:桝 厚生(電話:01658-2-2574)
東川自然保護官事務所
自然保護官:齋藤 明光(電話:0166-82-2527)
上士幌自然保護官事務所
自然保護官:橋口 峻也(電話:01564-2-3337)