報道発表資料
- 報道発表
長沼町舞鶴遊水地のタンチョウのヒナが飛び立ちました~舞鶴遊水地への立ち入り制限の範囲を縮小いたします~
今年5月に舞鶴遊水地で誕生したタンチョウのヒナが、このたび飛び立つまでに成長しました。ヒナの成長を受けて、舞鶴遊水地への立ち入り制限の範囲を縮小致しますのでお知らせします。
国土交通省北海道開発局札幌開発建設部、環境省北海道地方環境事務所及び長沼町は、有識者や地域の多様な主体が参画する「タンチョウも住めるまちづくり検討協議会」のメンバーとして、舞鶴遊水地を軸にした「タンチョウも住めるまちづくり」の取組を、連携・協力のうえ推進しています。
今年5月、舞鶴遊水地内において、空知総合振興局管内でのタンチョウのヒナが100 年以上ぶりに誕生したところですが、その後ヒナはすくすくと育ち、8月下旬には飛び立つまでに成長したところです。
ヒナの成長を受けて、同協議会のご意見も踏まえこのたび舞鶴遊水地への立ち入り制限の範囲を縮小致しますが、ヒナはまだ飛翔能力が十分発達しておらず、慌てて飛んだときなど自動車や電線などに衝突する恐れがあります。このため、今後もタンチョウを観察する際には<タンチョウを観察する際の注意事項>等を守って、引き続きタンチョウの親子を優しく見守っていただきますよう、お願いいたします。
また、ヒナの成長の様子がわかる写真を添付しておりますので、こちらもご覧ください。
タンチョウを観察する際の注意事項
タンチョウは警戒心が強く、人が近づくとストレスを与えるおそれがあります。
見学の際の注意事項をまとめた舞鶴遊水地野鳥観察ガイド(下記URLご参照)もご活用ください。
また、適切な身体的距離の確保、咳エチケットなど、新型コロナウイルス感染拡大防止へのご協力をお願いします。
<舞鶴遊水地野鳥観察ガイド>
https://www.hkd.mlit.go.jp/sp/kasen_keikaku/kluhh40000001qwn-att/gburoi000000uzef.pdf
<立ち入り制限の一部継続について>
ヒナの成長を受けて立ち入り制限の範囲を縮小しますが、施設管理上等の観点から、越流堤および遊水地中央の管理用道路は引き続き通行止めとさせて頂きます。
※堤防上通行時は徐行してください。
舞鶴遊水地で誕生したタンチョウのヒナの成長(令和2年度)
- ■ 問い合わせ先
- 環境省 北海道地方環境事務所
所長 安田 直人
統括自然保護企画官 大林 圭司
野生生物課課長補佐 若松 徹
(TEL:011-299-1954)