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北海道地方環境事務所

報道発表資料

2025年05月20日
  • 報道発表

長沼町舞鶴遊水地でタンチョウのヒナが誕生しました(お知らせ)~静かに、やさしく見守っていただくためのお願い~

 長沼町、環境省 北海道地方環境事務所及び北海道開発局 札幌開発建設部では、生態系ネットワーク構築を目的に、有識者や地域の多様な主体が参画する「タンチョウも住めるまちづくり検討協議会」の一員として、タンチョウとの共存に向けた活動に取り組んでいます。
 本年4月2日付で、長沼町舞鶴遊水地の一部区域について立ち入り制限を発表したところですが、同遊水池内において、今年もタンチョウのヒナ2羽の誕生が確認されましたのでお知らせいたします。空知総合振興局管内におけるタンチョウのヒナ誕生は、令和2年に100年ぶりに確認されて以来、6年連続となります。
 現在も、協議会における検討結果を踏まえ、舞鶴遊水地内の一部区域については、立ち入りを制限しています。タンチョウは繁殖期に非常に敏感になるため、十分な距離を保ち、静かに見守ることが重要です。見学する際は、「タンチョウを観察される皆様へ」をご参照の上、「鳥の駅マオイトー」周辺などから、そっと見守っていただきますようお願いいたします。



R7.5.12撮影(提供:環境省・一般社団法人タンチョウ研究所)
※報道などで本写真をご使用いただく場合、下記のクレジット標記をお願いします。
写真提供:環境省・一般社団法人タンチョウ研究所

<タンチョウも住めるまちづくり検討協議会>

お問い合わせ先

環境省 北海道地方環境事務所
直通:011-299-1954
野生生物課長:田畑 慎之介
課長補佐:成田 智史
E-mail:SATOSHI_NARITA@env.go.jp