報道発表資料
2026年05月14日
- 報道発表
レブンアツモリソウ第二期ロードマップの策定について
絶滅のおそれのある野生動植物の種の保存に関する法律(種の保存法)で国内希少野生動植物種に指定されているレブンアツモリソウについて、「レブンアツモリソウ保護増殖事業計画」に基づき各種取組を進めてきました。
今般、平成28年11月に策定したロードマップの計画期間が終了したことから、令和6年度に実施した取組状況の評価を踏まえて、第二期ロードマップを策定し、公開版を公表しますので、お知らせします。
今般、平成28年11月に策定したロードマップの計画期間が終了したことから、令和6年度に実施した取組状況の評価を踏まえて、第二期ロードマップを策定し、公開版を公表しますので、お知らせします。
1.レブンアツモリソウ保護増殖事業について
レブンアツモリソウは、平成6年に「絶滅のおそれのある野生動植物の種の保存に関する法律」に基づく国内希少野生動植物種に指定され、「レブンアツモリソウ保護増殖事業計画(平成8年 環境省、農林水産省)」に基づき「本種が自然状態で安定的に存続できる状態」を目標に保護増殖にかかる各種取組を進めてきました。
2.ロードマップについて
北海道地方環境事務所、北海道森林管理局及び礼文町では、生育環境改善の取組や共生菌を用いて培養した人工培養株の生育地での活着試験等、積極的な保護増殖の取組を計画的に進めるため、計画期間を10年とするロードマップ(以下「第一期ロードマップ」という。)を平成 28年11月に策定、令和2年の中間評価を踏まえて令和4年4月に一部改定を行いました。
令和7年には、第一期ロードマップの取組状況及び本種の生育状況について、減少した生育地や、顕著な変化傾向がみられなかった生育地もあるが、大幅に開花数が増加した生育地が全体を引き上げる形で、総じて増加傾向を示しており、過去に主要な減少要因であった盗掘については対策が機能し、利用者の意識醸成も進んだと評価しました。
令和7年には、第一期ロードマップの取組状況及び本種の生育状況について、減少した生育地や、顕著な変化傾向がみられなかった生育地もあるが、大幅に開花数が増加した生育地が全体を引き上げる形で、総じて増加傾向を示しており、過去に主要な減少要因であった盗掘については対策が機能し、利用者の意識醸成も進んだと評価しました。
3.第二期ロードマップについて
第一期ロードマップの評価を踏まえて、令和7年度にレブンアツモリソウ保護増殖検討会及びワーキンググループ等において検討・議論を進め、本年4月に10か年の行程計画を第二期ロードマップとして取りまとめました。その上で、より多く方々の御理解と御協力の下で本種の保護増殖の取組を進めるために、非公開情報を除いた公開版を作成しました。
(1)中期目標
・主要な生育地において個体群が維持されている。
・植生改善などが一定程度実施され、生育環境が維持されている。
・盗掘のない状態で適正な利用がなされ、多様な主体による保護の取組が広く浸透している。
・植生改善などが一定程度実施され、生育環境が維持されている。
・盗掘のない状態で適正な利用がなされ、多様な主体による保護の取組が広く浸透している。
(2)各取組(施策)の方針
①モニタリング調査による生育状況等の把握
・開花数の経年推移の傾向を把握するため、開花数を毎年記録する。一部の生育地において方形区調査等を行う。
②生育環境改善
・一部の生育地において、高茎草本等を除去し、好適な環境となるように生育環境改善を実施する。
③域外保全・野生復帰技術確立
・共生菌培養株の栽培技術の維持向上のために、共生菌培養株の生産を維持する。
・野生復帰技術の確立のために、域内個体群への影響を考慮しつつ、かつての自生地等において植え戻し試験を検討・実施する。
・野生復帰技術の確立のために、域内個体群への影響を考慮しつつ、播種試験を検討・実施する。
④盗掘防止・普及啓発・活用
・盗掘対策については、監視カメラの設置、監視員等による巡視を継続する。 普及啓発については既存の取組を継続し、島内の学校等との連携の強化・拡充を図るとともに、地域住民に理解、協力、積極的な参画を求めるための環境学習等を推進する。
・島外からの来訪者にも本種の生活史や貴重性、保全の取組について周知を図るとともにマナーの啓発を推進する。
・一般公開している生育地では、利用による負荷に配慮しつつ、地域の魅力の一つとして野生生物観光等に活用する。
⑤連携の確保
・主体機関が参加する会議を定期的に開催し、情報の共有と取組の連携について協議する。
・礼文高校やパークボランティアなどと連携した既存の取組を継続し、島内外の個人・団体等との連携の強化・拡充を図る。
・保護増殖検討会を開催し、科学的知見に基づく助言を得ながら取組を実施する。
・開花数の経年推移の傾向を把握するため、開花数を毎年記録する。一部の生育地において方形区調査等を行う。
②生育環境改善
・一部の生育地において、高茎草本等を除去し、好適な環境となるように生育環境改善を実施する。
③域外保全・野生復帰技術確立
・共生菌培養株の栽培技術の維持向上のために、共生菌培養株の生産を維持する。
・野生復帰技術の確立のために、域内個体群への影響を考慮しつつ、かつての自生地等において植え戻し試験を検討・実施する。
・野生復帰技術の確立のために、域内個体群への影響を考慮しつつ、播種試験を検討・実施する。
④盗掘防止・普及啓発・活用
・盗掘対策については、監視カメラの設置、監視員等による巡視を継続する。 普及啓発については既存の取組を継続し、島内の学校等との連携の強化・拡充を図るとともに、地域住民に理解、協力、積極的な参画を求めるための環境学習等を推進する。
・島外からの来訪者にも本種の生活史や貴重性、保全の取組について周知を図るとともにマナーの啓発を推進する。
・一般公開している生育地では、利用による負荷に配慮しつつ、地域の魅力の一つとして野生生物観光等に活用する。
⑤連携の確保
・主体機関が参加する会議を定期的に開催し、情報の共有と取組の連携について協議する。
・礼文高校やパークボランティアなどと連携した既存の取組を継続し、島内外の個人・団体等との連携の強化・拡充を図る。
・保護増殖検討会を開催し、科学的知見に基づく助言を得ながら取組を実施する。
