平成30年度風力発電施設への衝突によるオジロワシ地域個体群への影響調査
公示
次のとおり、参加希望書類の募集を行います。
平成30年8月10日
支出負担行為担当官
北海道地方環境事務所
総務課長 柳田 敏久
1 業務概要
(1)業務名
平成30年度風力発電施設への衝突によるオジロワシ地域個体群への影響調査
(2)業務内容
「平成29年度風力発電施設への衝突によるオジロワシ地域個体群への影響調査」において、環境省が保
管している国内のオジロワシ死亡個体のうち、原因がバードストライクであることが確定している成鳥・
亜成鳥17個体を選別し、安定同位体比を用いて産地についての検討を行ったが、想定以上に海由来の資
源の摂取割合にバラツキが存在したことから、安定同位体比の結果だけでは不確実性が高いと判断され
た。よって、平成30年度は骨による放射性同位体(14C)分析等を行い、昨年度の安定同位体の結果とあ
わせて総合的に産地の確定を行い、バードストライクによる道内の個体群維持への影響を考察することを
目的とする。
(3)履行期限
平成31年3月27日
2 応募要件
(1)基本的要件
① 予算決算及び会計令(昭和22年勅令第165号)第70条の規定に該当しない者であること。なお、未成年
者、被保佐人又は被補助人であって、契約締結のために必要な同意を得ている者は、同条中、特別の理由
がある場合に該当する。
② 予算決算及び会計令第71条の規定に該当しない者であること。
③ 環境省から指名停止措置が講じられている期間中の者でないこと。
④ 参加希望書類の募集要領で示す暴力団排除に関する誓約事項に誓約できる者であること。
(2)技術力に関する要件
平成28・29・30年度環境省競争参加資格(全省庁統一資格)「役務の提供等」のうち「調査・研究」に
おいて、開札時までに「C」又は「D」級に格付けされ、北海道地域の競争参加資格を有する者であるこ
と。
(3)業務執行体制に関する要件
下記要件を整えた業務体制を取り、同位体比を用いたバードストライクを起こしたオジロワシの産地の確
定及び道内の本種の個体群維持への影響を考察できる業務体制にあること。
ア 分析に用いるオジロワシの試料は、使用量及び残量を適切に管理できる体制にあること。
イ 同位体比(安定同位体又は放射性同位体)を用いた、動物の産地に推定をおこなった経験者を配置し、
適切な検体作成ができること。
ウ 北海道におけるオジロワシの生態、バードストライク及び動物の地域個体群に関する調査・研究等の実
績を持つ専門家を配置し、適切な分析ができること。
(4)業務実績に関する要件
過去5年以内に安定同位体比又は放射性同位体比を用いた動物の産地同定を行った実績と共に、北海道
におけるオジロワシの生態、バードストライク及び動物の地域個体群に関する調査・研究等の実績をもつこ
と。
3 募集要領の交付及び問い合わせ先
(1)募集要項の交付
北海道地方環境事務所ホームページの「調達情報」>「入札公告」より必要な件名を選択し、「入札公
告」の下段に入札説明書等のファイルが添付されているので、ダウンロードして入手すること。
・http://hokkaido..env.go.jp/procure/
(2)問い合わせ先:札幌市北区北8条西2丁目 札幌第1合同庁舎3F
北海道地方環境事務所 総務課
TEL:011-299-1950 FAX:011-736-1234
4 参加希望書類の提出期限等
(1)提出期限:平成30年8月24日(金)17時
(2)提 出 先:3(2)に同じ。
(3)提出方法:持参又は郵送(書留郵便等の配達の記録が残るものに限る。)すること(提出期限必着)
(4)参加希望書類の書式:募集要領に定める様式により作成すること。
5 公募実施後の対応
審査の結果、応募要件を満たすと認められる者が一しかいない場合にあっては、「参加希望書類審査結果通知書」を送付して通知し、当該応募者との契約手続に移行する。応募要件を満たすと認められる者が複数いる場合にあっては、指名競争入札に移行することとし、当該応募者に対して、入札書の提出を要請することとする。
6 その他
(1)手続において使用する言語及び通貨
日本語及び日本国通貨に限る。
(2)関連情報を入手するための照会窓口
3(2)に同じ。
(3)指名競争入札に移行した場合の入札書の提出予定期限
別途連絡する。
(4)本公示に記載がない事項は、募集要領によることとする。