「3R推進北海道大会2011」開催報告
2012年02月06日
「3R推進北海道大会2011」開催報告
北海道地方環境事務所
11月11日(金)札幌駅前通地下歩行空間北3条交差点広場において「3R推進北海道大会2010」を開催しました。
本大会は市民 ・ 事業者 ・ 行政が参加し、3Rのうちリサイクルのみならず、リデュース、リユースについての取組みを広げること及び各種普及啓発事業の展開により、市民のライフスタイルを見直す機会を提供することを目的として開催しました。
特に今年度は、北海道が農林水産業の盛んな地域であること、我が国の一般廃棄物の約3割が家庭系の厨芥(台所ごみ)であること等を踏まえ、「食」をテーマとして開催しました。
1.開催日程 ・ 場所等
- ○ 開催日
- 平成23年11月11日(金)11 : 00~16 : 00
- ○ 会場
- 札幌駅前通地下歩行空間北3条交差点広場
- ○ 主催
- 北海道地方環境事務所
- ○ 共催 ・ 後援
- 経済産業省北海道経済産業局、農林水産省北海道農政事務所、北海道、札幌市、三笠市
- ○ 協力
- 3R活動推進フォーラム
開会挨拶(吉井北海道地方環境事務所長) |
2.講演 ・ トーク
- ○ 講演会 環境講談「もったいない善兵衛」 女流講談師 神田 紫さん
- ノーベル平和賞を受賞したケニアの元副環境大臣ワンガリ ・ マータイさんの提唱する、地球の資源を大切にという、"もったいない運動"に賛同し、講談『もったいない善兵衛』を創作し、「人 ・ 物 ・ 自然を大切にし、感謝する心」を伝えている神田 紫さんの環境講談を行いました。
環境講談 神田 紫さん |
- ○ トークセッション
- 平成22年、高校生とともに、食材、エネルギー、水、ゴミなどの面からキッチンでのエコを考えて、「みんなのキッチンECO」をまとめた小冊子を発行し、今年は、エコ ・ レシピをテーマに活動を展開している「えべつ地球温暖化対策地域協議会北海道グリーンファンド」の岡崎朱美さん、「グリーン購入」の普及を通じて、北海道内のものづくりや人々の暮らしがより環境に配慮されたものになるよう活動を行っている、「北海道グリーン購入ネットワーク」の大内一弘さん、札幌中心部で行われているサイクルシェアリングシステム、ポロクルの運営など様々な分野で活動を展開する、「環境NGO ezorock」の皆さんが、それぞれ自分たちの取り組みを発表するとともに、来場の皆さんとのトークセッションを行いました。
岡崎朱美さん |
大内一弘さん |
環境NGO ezorockのみなさん |
来場の皆さん |
トークセッションの様子 |
3.3R体験コーナーほか
- ○ 展示 ・ 験コーナー&クイズラリー
- 循環型社会のイメージを参加者が体験できる展示 ・ 体験コーナーをトークセッション発表団体を中心に設置しました。
また、会場内でのクイズラリーを実施し、参加者にはマイ箸をプレゼントしました。
各団体の展示・体験コーナー | |
クイズラリーの様子 |
マイ箸(札幌市提供) |
- ○ 3Rコミュニティーカフェ
- エコなライフスタイルを参加者がフリーに話し合える空間。環境講談やエコな情報を発信するグループと自由に交流 ・ 情報交換をすすめる場として、3Rコミュニティーカフェを設置しました。また、マイカップ ・ マイボトル持参の方には、フリードリンクをプレゼントし、気軽に会場に立ち寄れるような工夫をしました。
3Rコミュニティーカフェ |
ドリンクコーナー |
- ○ ゴミック「廃貴物」名作パネル展(高月 紘さんの作品より)
- 地球にやさしいライフスタイル提案のひとつの形として、高月 紘さんのゴミック「廃貴物」名作パネルを展示しました。各パネルは環境 ・ 廃棄物問題をテーマにした風刺漫画ですが、その作品は、われわれ一人ひとりが地球環境を守るためにどのようなライフスタイルをとるべきかを考えさせられる作品で、来場者の関心を引いていました。
ゴミック「廃貴物」名作パネル展 |
- ○ その他
- 後援、共催いただいた団体のパネル展示や、昨年大会のメインテーマだった「マイボトル ・ マイカップ」の活動を継続している「道エコ ・ プロジェクト」の活動を紹介する展示コーナー等を設置し、来場者への普及啓発を行いました。
後援 ・ 共催団体等の展示コーナー |
4.事前巡回広報キャンペーン等の実施
大会の事前巡回広報キャンペーンを札幌市内4カ所(紀伊國屋書店札幌本店1階インナーガーデン、札幌エルプラザ2階交流広場、北海道大学学術交流会館、札幌第一合同庁舎1階(南側)ロビー)で開催し、本大会の告知等を行いました。また、共催団体である三笠市の環境イベントに参加し、3Rの普及啓発を行いました。
事前巡回広報キャンペーン(紀伊国屋書店) |
三笠市環境イベント |