「3R推進北海道大会2013」
「3R推進北海道大会2013」
北海道地方環境事務所
平成25年10月26日(土)札幌市白石区のイーアス札幌において「3R推進北海道大会2013」を開催しました。
本大会は、3Rやごみの適正処理などの知識や経験を共有し、参加者一人一人が自らのライフスタイルを見直す機会を提供することを目的としています。
今回は、多くの家族連れが集まれる大会であること、大会のテーマである 「みんなでやってみよう!エコ・トライ・アール」の催しを気軽に見て、参加していただくため、一般市民、NPO法人など非営利組織や行政機関、事業者等が一体となり、循環型社会の実現に向けた取組を進めて行くことを重点に開催しました。
1.開催日程・場所等
- ○開催日
- 平成25年10月26日(土)10:00~18:00
- ○会場
- イーアス札幌(札幌市白石区東札幌3条1-1-1)
- ○主催
- 環境省北海道地方環境事務所
- ○共催
- 農林水産省北海道農政事務所、北海道、札幌市
- ○後援
- 経済産業省北海道経済産業局
- ○協力
- 3R活動推進フォーラム
開会挨拶(笹木統括環境保全企画官) |
2.平成25年度3R推進北海道大会2013広報大使の任命
札幌市内を拠点に"ご当地アイドル"の活動をしている「ルミナリア」を同大会の広報大使に任命しました。
3R推進北海道大会2013広報大使任命式 |
3.トークセッション
北海道内関係者による3Rの取り組みが一般市民の気づきの参考となるように、出演者からわかりやすい事例説明を披露していただきました。
それぞれの詳細については、以下のとおりです。
- その1:
- 南極料理人/作家 西村 淳氏
北海道コカ・コーラボトリング(株)広報・CSR推進部 藤井 朋子氏
司会・コーディネーター 高嶋 伴子氏
南極料理人で知られている作家の西村氏が「楽しみながらできる究極のエコ料理・エコライフ」のテーマで、南極観測隊に参加した時に経験した限られた食材を有効利用して隊員の要求に応えたエピソード等をゲスト参加した藤井氏とコーディネーターの高嶋氏との掛け合いで、軽妙洒脱なトークを披露しました。
また、家庭でも食材を無駄なく使い切るヒントを調理レシピの説明、調理実演及び参加者にも試食していただくかたちで、3者のトークセッションを行いました。
南極料理人西村淳氏の軽妙洒脱なトーク |
- その2:
- (株)ソプラティコA.D.S インテリアデザイナー 金森 陽子氏
特定非営利活動法人ひまわりの種の会 理事長 新保 るみ子氏
ご当地アイドル ルミナリア
司会・コーディネーター 高嶋 伴子氏
「"もったいない"が"かっこいい"宣言」のテーマで、金森氏と新保氏にご当地アイドル「ルミナリア」及びコーディネーターの高嶋氏を加えて、世代を超えた"女子会トーク"を繰り広げました。
家庭で不要になった小物、アクセサリー等をリメイクするなどして一手間掛けることで、再使用することの秘訣について、また、不要品を再び使えるものとして活用することが、かっこ悪いことではないばかりか、デザインを工夫することで他人にも自慢できるものに変えられるリユースの術を金森氏と新保氏からスマートに説明していただきました。
再利用の大切さをテーマにトーク |
4.3R体験コーナーほか
会場では、リユース、リサイクル及びワークショップのブースを設けました。
リユースコーナーでは、トークセッションにも出演していただいた金森氏がリメイクしたアクセサリー、小物及びオブジェを展示して、参加者にリメイクのコツを説明していただきました。
リサイクルコーナーでは、(株)NTTドコモ北海道支社と(株)マテックの御協力で携帯電話、小型家電回収ブースを出展して、各社の3R取組をステージでPRしていただきました。
リユースコーナー (株)ソプラティコA.D.S |
3Rワークショップ(魚釣りゲーム) |
リサイクルコーナー (株)NTTドコモ北海道支社 |
リサイクルコーナー (株)マテック |
また、ご当地アイドル「ルミナリア」が3Rクイズ大会と楽しいステージパフォーマンスで3Rに取り組むことの大切さを伝え、大会を盛り上げていただきました。
ルミナリアからの3Rクイズ出題 | 3Rクイズ大会の様子 |
そのほか3R推進パネル展示を見てクイズに答えていただく、クイズラリーを行うなど、3R「リデュース、リユース、リサイクル」を大勢の参加者に体感していただいた一日となりました。
3R推進パネル展示(北海道) | 3R推進パネル展示(札幌市) |
3R推進パネル展示(農林水産省) | 3R推進パネル展示(環境省) |
5.おわりに
今大会は、比較的若い家族が集まる商業施設を会場に、体験型のプログラムを用意しながら、歌や踊りを取り入れた楽しいイベントを開催しました。
アンケート結果からは、来場者の年齢層回答が30~50代で76%の割合であったことから、若い家族を対象に3Rの周知ができたのではないかと考えます。
また、ステージイベント及び体験コーナーを数多く用意して参加者に体験していただいたことにより、3Rを身近に感じたとか、今後も続けて欲しいとの好感の持てる回答を多くいただきました。
大会に参加された方々が"3R"に触れたことにより、各家庭において取り組むきっかけになればと期待するところです。
最後に、大会の開催運営に当たり、御協力いただいた関係の皆様に厚く御礼申し上げます。更に良いイベントとなるよう、検証・検討を重ね、今後も北海道内の状況・ニーズに応じた大会を開催していく予定ですので、よろしくお願いします。
【添付】「3R推進北海道大会2013」実施概要[PDF 1,790KB]