アクティブ・レンジャー日記 [北海道地区]
ウトナイ湖野生鳥獣保護センターの楽しみ方
2018年04月27日皆さん、こんにちは。
ウトナイ湖担当の平です。
春らしい陽気に誘われて、自然観察路の巡視をしてきました。
毎年、雪解けが済むとこうして観察路を歩いて、倒木や木道に破損が無いかなど安全確認をしています。
観察路を歩いていると、色々な生き物を発見できましたよ。
日差しで体を温めているクジャクチョウ 尾羽で体を支えて幹をつつくコゲラ
オタルマップ川の横では、クジャクチョウが日向ぼっこをしていたり、あずまやのすぐ近くでベニマシコが姿を見せてくれたり、コゲラが忙しく枯れ木の幹を突っついていたりと、彼らも春の到来を喜んでいるようでした。これからの時期は夏鳥がやって来て子育てを始めますので、林内は小鳥達のさえずりでとっても賑やかになります。
皆さんも是非、春のバードウォッチングを楽しんでくださいね。
そうそう、くれぐれも子育て中の鳥達が驚かないよう、観察の際は木道から降りずに十分な距離を取って観察してください。人が怖くてエサが運べないこともありますのでね。
さて、今日は題名のとおり、センターの楽しみ方をご紹介します。
実はセンターの森側にあったウッドデッキに、所々穴が空いてボロボロになっていたのですが、冬の間に修理をしてモダンなウッドデッキへと生まれ変わりました。
湖と林を見渡せる開放的なウッドデッキで、日向ぼっこをするもよし、コーヒーブレイクをするもよし、早朝と夕暮れには鳥のさえずりを聞きながらヨガをするのも良いですね。
ということで、なんちゃってヨガポーズ
さらに、ウッドデッキへ続く"森の休憩室"のテーブルとイスも一新したことで、癒やしの空間となりました。
大きな工作台も2台設置したので、ここでスケッチや工作、学校の宿題をするものいいかもしれませんね。
窓口で申込書に記入して予約をしていただければ、団体利用もできますので、クラブ活動などにもご利用ください。
通称、焚き火チェアではカフェブレイクはもちろんのこと、お隣の道の駅でお弁当を買って鳥を見ながら食べるのもいいですね。
センター職員オススメの書籍も置いています ゆったりくつろげる低めの焚き火チェア
輪投げにチェレンジする結城レンジャーと、双眼鏡を覗く日本野鳥の会の滝本レンジャー
他にも、館内のクイズラリーやパズル、オオワシやオジロワシの剥製などもありますので、この連休は是非ウトナイ湖に遊びにきてください!!
それでは、お仕事の方もお休みの方も、楽しいゴールデンウィークをお過ごし下さい。