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北海道地方環境事務所

アクティブ・レンジャー日記 [北海道地区]

新人AR着任しました!

2024年07月08日
吉沢 一美
アクティブ・レンジャー日記をご覧の皆様、はじめまして!4月より、えりも自然保護官事務所に勤務しております吉沢一美です。毎日バタバタながら保護官のサポートのおかげで日々頑張ることができています。私にとって初めてのアクティブ・レンジャー日記の投稿となります。私が感じるえりも町、えりも事務所の活動を微力ながら皆様にお伝えできればと思っています。どうぞよろしくお願い致します。
えりも町といえば、みなさんは何をイメージしますか?  

北海道最南端のえりも町は日本屈指の強風地帯です。秋から冬にかけては、立っていることもできないくらい強い風も吹きます。
太平洋に面し漁業が盛んに行われ、沢山の魚種が水揚げされています。
夏の風物詩といえば、日高昆布漁。漁期は7月から10月で、晴天で風が弱く波が穏やかな日に行われます。「出汁はもちろんのこと、佃煮、昆布巻きにもよし」の日高昆布。水揚量は、全国町村の中で1番(えりも漁業協同組合による)です。   
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朝4時半、サイレンが鳴り昆布漁に出航します。
襟裳岬の先に連なる岩礁帯は、ゼニガタアザラシの国内最大の生息地・繁殖地です。風の館という施設から望遠鏡を使って一年中観ることができます。 望遠鏡に携帯カメラを合わせるとゼニガタアザラシが撮影できますよ!
昆布を採る船でゼニガタアザラシがいる岩礁までいき、近くで観察することができる「コンブボートクルーズ」という漁船ツアーがあります。     
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躰に銭形模様があることから「ゼニガタアザラシ」という和名がつけられました
これからも、えりも町の魅力やえりも事務所の業務についてお伝えしていきたいと思います。